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高徳寺 (中野区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
髙德寺
所在地 東京都中野区上高田1-2-9
山号 荒居山
院号 法喜院
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
創建年 建仁元年(1201年
開山 了智(佐々木高綱
公式サイト 東京都中野の真宗大谷派髙德寺|新井白石記念ホール【公式】
法人番号 8011205000248 ウィキデータを編集
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髙德寺(こうとくじ)は、東京都中野区にある真宗大谷派寺院

概要

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1201年建仁元年)、了智(俗名:佐々木高綱)によって開山された。元々は信濃国筑摩郡栗林郷(現・長野県松本市島立)に位置し、「正行寺」という名称だった。その後、上野国新田郡荒居(現・群馬県太田市新井町)に移り、「高徳寺」に改称した。続いて下総国江戸を転々とし、最終的に同宗派の報恩寺近くに落ち着いた[1]

なお当初の所在地には、今でも正行寺が現存している。

1908年明治41年)に現在地に移転した[2]

新井白石との縁

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髙德寺は「新井白石ゆかりの寺」としても知られている。新井家の一族が当寺の坊守をしていた縁[3]で、白石は久留里藩から奉公構[4]の処分を受けて浪人生活を送っていた時期と甲府徳川家徳川綱豊に仕官する直前の時期の計2回、当寺に寄留していた。かつては『折たく柴の記』の原本をはじめ、白石ゆかりの品々があったが、1945年昭和20年)の空襲で焼失した。1995年平成7年)、白石に因んだ「新井白石記念ホール」を完成させた(画像の丸い屋根の建物が新井白石記念ホールである)[5]

墓所

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年、94p
  2. ^ 高徳寺中野区公式観光サイト「まるっと中野」
  3. ^ かつて寺があった上野国新田郡荒居は、新井家発祥の地でもある。
  4. ^ 藩からの追放のみならず、他藩への仕官も禁止する処分
  5. ^ 髙德寺について高徳寺

参考文献

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  • 中野区史跡研究会 編『中野区史跡散歩 (東京史跡ガイド14)』学生社、1992年

関連項目

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外部リンク

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