高山勝司
高山 勝司（たかやま かつじ、1883年〈明治16年〉11月10日[1] - 1961年〈昭和36年〉9月30日[2]）は、大正から昭和時代の関東庁官僚。千葉県長生郡豊岡村長。旅順市長。
経歴
[編集]千葉県長生郡[3]弓渡村（豊岡村、本納町を経て、現茂原市）出身[2]。高山粂蔵の次男として生まれる[1]。1907年（明治40年）明治大学専門部法律科卒業後、関東都督府（1919年（大正8年）関東庁に改組）警察部に出仕する[3][1]。警部補、警部、警視と進み、旅順、大連、安東、新京各警察署長を歴任し、1935年（昭和10年）3月退官[3][1]。翌月、旅順市助役を経て、1936年（昭和11年）1月25日、旅順市長に就任した[3]。ほか、旅順市会議長を務めた[2]。
戦後は、豊岡村長を歴任した[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 帝国秘密探偵社 1943, 関東州26頁.
- ^ a b c d 豊岡村誌編纂委員会 1963, 53頁.
- ^ a b c d 帝国自治協会 1938, 112頁.
参考文献
[編集]- 帝国自治協会 著『全国市長銘鑑 : 自治制実施五十周年記念』帝国自治協会、1938年。
- 帝国秘密探偵社 編『大衆人事録 第14版 外地・満支・海外篇』帝国秘密探偵社、1943年。
- 豊岡村誌編纂委員会 編『豊岡村誌』豊岡村誌編纂委員会、1963年。