飽戸弘
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飽戸 弘(あくと ひろし、1935年3月14日 - )は、日本の社会学者、東京大学名誉教授。専門は、社会心理学、コミュニケーション論。
来歴
[編集]東京大学新聞研究所助手、埼玉大学教養学部助教授、東京大学新聞研究所助教授、東京大学文学部助教授・教授、95年定年退官、名誉教授。
その後、東洋英和女学院大学人間科学部教授、東洋英和女学院大学学長、放送倫理・番組向上機構(BPO)理事長(2015年3月まで)を歴任。2013年秋、瑞宝中綬章受勲[1]。現在、一般社団法人・社会調査協会理事長。
著書
[編集]単著
[編集]- 『コミュニケーション――説得と対話の科学』(筑摩書房, 1972年)
- 『社会調査入門――調査を生かす12章』(日本経済新聞社, 1975年)
- 『消費文化論――新しいライフスタイルからの発想』(中央経済社, 1985年)
- 『新しい消費者のパラダイム』(中央経済社, 1987年)
- 『社会調査ハンドブック』(日本経済新聞社, 1987年)
- 『メディア政治時代の選挙――大統領はこうしてつくられる』(筑摩書房, 1989年)
- 『コミュニケーションの社会心理学』(筑摩書房, 1992年)
- 『売れ筋の法則――ライフスタイル戦略の再構築』(ちくま新書, 1999年)
共著
[編集]- (山川雄巳)『政治システムの技術』(学習研究社, 1975年)
- (鈴木裕久・田崎篤郎・嶋田智光)『経済心理学――マーケティングと広告のための心理学』(朝倉書店, 1982年)
- (辻村明・古畑和孝)『世界は日本をどう見ているか――対日イメージの研究』(日本評論社, 1987年)
編著
[編集]- 『広告効果――受け手心理の理論と実証』(読売テレビ放送KK, 1972年)
- 『シリーズ・政治と経済の心理学(1)政治行動の社会心理学』(福村出版, 1994年)
- 『シリーズ・政治と経済の心理学(2)消費行動の社会心理学』(福村出版, 1994年)
- 『ソーシャル・ネットワークと投票行動』(木鐸社, 2000年)
共編著
[編集]- (富永健一・祖父江孝男)『変動期の日本社会――その構造と意識の分析』(日本放送出版協会, 1972年)
- (林知己夫)『多次元尺度解析法――その有効性と問題点』(サイエンス社, 1976年)
- (松田義幸)『「ゆとり」時代のライフスタイル――7タイプにみる生活意識と行動』(日本経済新聞社, 1989年)
- (東京ガス都市生活研究所)『食文化の国際比較』(日本経済新聞社, 1992年)
脚注
[編集]- ^ “平成25年秋の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2013年11月). 2015年11月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月8日閲覧。