飛騨警察署
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岐阜県飛騨警察署 | |
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都道府県警察 | 岐阜県警察 |
管轄区域 | 飛騨市 |
交番数 | 2 |
駐在所数 | 4 |
所在地 |
〒509-4252 岐阜県飛騨市古川町朝開町1401番地 |
位置 | 北緯36度14分4.85秒 東経137度10分45.76秒 / 北緯36.2346806度 東経137.1793778度座標: 北緯36度14分4.85秒 東経137度10分45.76秒 / 北緯36.2346806度 東経137.1793778度 |
外部リンク | 飛騨警察署 |
飛騨警察署(ひだけいさつしょ)は、岐阜県警察が管轄する警察署の一つである。
正式名称は、管轄区域とする飛騨市と同じく、飛「騨」のつくり上部がツではなくロがふたつ(單 = 「単」の旧字体(飛驒))であるが、1983年のJISコード改定(83JIS)以降のJIS漢字に含まれておらず、一部コンピュータ環境では正常に表示できないことから、本記事中では「飛騨警察署」と記載する。
旧古川警察署と旧神岡警察署を統合して設置された警察署であり、建物は旧古川警察署の建物を使用している。
神岡警部交番(旧神岡警察署)には岐阜県警察山岳警備指導センターがあり、かつては岐阜県警察山岳警備隊の前線基地として機能していたが、平成30年度に庁舎が新築された高山警察署にその機能を譲った。現在は”指導センター”の名のとおり、隊員に対する登山・救助技術の教養や、練度向上の訓練拠点として機能している。
所在地
[編集]管轄区域
[編集]- 飛騨市
沿革
[編集]古川警察署
[編集]- 1876年(明治9年)- 第7警察出張所第3屯所が古川町に設置される。
- 1877年(明治10年)- 高山警察署古川分署となる。
- 1886年(明治19年) - 古川警察署となる。
- 1893年 (明治26年) - 船津警察署古川分署となる。
- 1926年(大正15年)- 再び古川警察署となる[1]。
- 1948年(昭和23年)- 警察制度改正により国家地方警察南吉城地区警察署と改称。
- 1954年(昭和29年)- 警察制度改正により古川警察署と改称。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 古川警察署と神岡警察署を統合、飛騨警察署を設置。また、古川警察署の管轄であった高山市国府町(旧吉城郡国府町)と、神岡警察署の管轄であった高山市上宝町、奥飛騨温泉郷(旧吉城郡上宝村)を高山警察署に移管。
神岡警察署
[編集]- 1875年(明治8年)4月 - 筑摩県第13警察署出張所が船津(現在の神岡町)に設置される[2]。
- 1876年(明治9年)- 第7警察出張所第7屯所となる。
- 1877年(明治10年)- 高山警察署神岡分署となる[2]。
- 1889年(明治22年)- 古川警察署の管轄となる[2]。
- 1893年 (明治26年) - 神岡鉱山の規模を拡大するに至り人口が増加したため、船津警察署として独立する[1][2]。
- 1929年(昭和4年)5月 - 船津町の大火により類焼。同年12月、木造2階建ての庁舎が再建される[2]。
- 1948年(昭和23年)- 警察制度改正により国家地方警察船津警察署と改称。同時に船津町警察署(新設の自治警察署で、大門町円城寺山門前に設置)新設(1951年廃止)[2]。
- 1954年(昭和29年)7月 - 警察制度改正により岐阜県神岡警察署と改称[2]。
- 1962年(昭和37年)12月 - 鉄筋コンクリート2階建ての庁舎を建設[3][2]。
- 1996年(平成8年)10月23日 - 国道471号沿いに[4]鉄骨3階建てで鉄骨平屋建ての山岳遭難待機所を備えた新庁舎の竣工式[5](業務開始は同年9月16日である[6])。敷地面積4,188m2[6]、延床面積は約1,370m2[5]。新庁舎は穂高連峰をイメージした屋根や外壁を使用し、東側側面には北アルプスの山並みや雷鳥、神岡町の花『たんぽぽ』をあしらったレリーフが取り付けられた。他、自動ドアや車椅子用のスロープを設置し、山岳警備の要としてのヘリコプター場外離発着場[6](47台収容の駐車場と兼用[5])、人工登攀壁、山岳遭難待機所が設置された[6]。
- 2005年(平成17年)- 古川警察署との統合により、飛騨警察署神岡警部交番となる。
飛騨警察署
[編集]組織
[編集]※順不同
交番
[編集]2020年時点[7]。
- 神岡警部交番(飛騨市神岡町殿)
- 署所在地交番(飛騨市古川町朝開町、飛騨警察署内)
警察官駐在所
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 『岐阜県警察史 上巷』岐阜県警察本部、岐阜県警察史編さん委員会、1981年、949頁
- ^ a b c d e f g h 『神岡ニュース』第1879号(1996年10月17日付、神岡ニュース社発行)6頁『一世紀以上に及ぶ歴史 戦後、船津の町に二つの警察署が』より。
- ^ 『神岡町史 通史編Ⅱ』(2008年3月1日、飛騨市教育委員会発行)1145頁。
- ^ 『神岡ニュース』第1879号(1996年10月17日付、神岡ニュース社発行)7頁『お祝いのことば』より。
- ^ a b c 『神岡ニュース』第1879号(1996年10月17日付、神岡ニュース社発行)7頁『神岡署庁舎竣工特集号 総工費5億円かけ完成 地域住民と一体の軽ッ殺職務目指して』より。
- ^ a b c d 『神岡ニュース』第1879号(1996年10月17日付、神岡ニュース社発行)4 - 5頁『近代的設備で北飛の安全守る』より。
- ^ 交番、駐在所の名称、位置及び所管区に関する規則