風の方位と名称について
表示
アリストテレスの著作 (アリストテレス全集) |
---|
論理学 |
オルガノン: 範疇論 - 命題論 分析論前書 - 分析論後書 トピカ - 詭弁論駁論 |
自然学 |
自然学 - 天体論 生成消滅論 - 気象論 霊魂論 - 自然学小論集 動物誌 動物部分論 - 動物運動論 動物進行論 - 動物発生論 |
形而上学 |
形而上学 |
倫理学 |
ニコマコス倫理学 エウデモス倫理学 |
政治学 |
政治学 アテナイ人の国制 |
制作学 |
弁論術 - 詩学 |
その他 |
断片集 - 著作目録 |
偽書及びその論争がある書 |
宇宙論 - 気息について 小品集 - 問題集 大道徳学 - 徳と悪徳について 経済学 アレクサンドロスに贈る弁論術 |
『風の方位と名称について』(希: Ἀνέμων θέσεις καὶ προσηγορίαι、羅: Ventorum Situs et Cognomina、英: The Situations and Names of Winds)とは、アリストテレス名義の自然学短篇著作の1つであり、『小品集』を構成する9篇の内の1つ。アリストテレスの作品ではなく、ペリパトス派(逍遙学派)の後輩たちの作品と見られている[1]。
文字通り、ギリシャ周辺の風の向きと名称を集めたもの。
内容
[編集]以下の風が説明されている[2]。
来方向 | 名称 |
---|---|
北 | ボルラス、ボレアス、アパルクティアス |
北北東 | メセス |
東北東 | カイキアス |
東 | アペリオテス |
北北西 | トラキアス、トラスキアス |
西北西 | イアピュクス、アルゲステス、オリュンピアス、スキロン |
西 | ゼピュロス |
東南東 | エウロス |
南南東 | エウロノトス、オルトノトス、ポイニキアス |
西南西 | リプス |
南南西 | レウコノトス、リボノトス |
南 | ノトス |
日本語訳
[編集]- 『アリストテレス全集10』 岩波書店、1969年
脚注・出典
[編集]関連項目
[編集]- 『小品集』