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頼母子のシダレザクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
頼母子のシダレザクラ
2019年3月撮影
所在地 群馬県邑楽郡板倉町大字海老瀬字頼母子5959[1]
座標 北緯36度13分31秒 東経139度39分02秒 / 北緯36.225149度 東経139.650549度 / 36.225149; 139.650549座標: 北緯36度13分31秒 東経139度39分02秒 / 北緯36.225149度 東経139.650549度 / 36.225149; 139.650549
樹種 ウバヒガンの一変種[1] (C.spachiana)
管理者 板倉町指定天然記念物[1]
地図
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頼母子のシダレザクラ(たのもしのシダレザクラ)は、群馬県邑楽郡板倉町海老瀬にあるシダレザクラ巨樹。板倉町指定文化財(天然記念物[2][3]

概要

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頼母子地籍にある薬師堂境内に16メートルの高さでそびえる。幹周りは約2.5メートルで、枝幅は約9メートルに及ぶ[2]。樹齢は250年と推定されている[3]。樹種はウバヒガンの一変種である[1]。シダレザクラとしては町内随一の大きさを誇り、1986年昭和61年)12月6日付けで町の天然記念物に指定されているが[1]、町民以外にはあまり知られていない[4][注 1]

古くは当地を訪れた空海(弘法大師、774年 - 835年)が地面に突き立てたが根を張り、やがて花をつけたという[2][3][注 2]

例年の開花時期は3月下旬から4月上旬。花は淡い紅白色である。開花時期は夜間ライトアップされ、夜桜が鑑賞できる[3]

交通アクセス

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公共交通機関
東武日光線板倉東洋大前駅が最寄りの鉄道駅である[2][3]
自家用自動車
東北自動車道館林インターチェンジから自動車で15分間[2]

頼母子のシダレザクラの所在地について、板倉町が検索用として示す住所は「板倉町海老瀬5959番地の1」(引用)である[3]

脚注

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注釈

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  1. ^ 東洋大学が2009年(平成21年)に実施したアンケート調査では、頼母子のシダレザクラに対する町民の認知度は95パーセントという高い水準にあった一方、町外から訪れた観光客らの認知度は19パーセントに留まった。しかし、今まで知らなかったものの今後訪れてみたいと回答した人の割合は68パーセントと概ね高く、観光資源としての潜在的なポテンシャルは高いものと分析されている[4]
  2. ^ 空海は日光開山で知られる勝道の足跡をたどっていた中、当地に立ち寄ったという[1]

出典

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  1. ^ a b c d e f 板倉町指定天然記念物 シダレザクラ (案内看板). 頼母子のシダレザクラ: 板倉町教育委員会. 2013年9月. 2009年4月22日現地確認。
  2. ^ a b c d e 全国観るなび 頼母子のしだれ桜”. 日本観光振興協会. 2019年4月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 頼母子(たのもし)のシダレザクラ”. 板倉町 (2019年3月29日). 2019年4月3日閲覧。
  4. ^ a b 東海林克彦 2010, pp. 57–68.

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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