青野山火山群
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青野山火山群(あおのやまかざんぐん)は、島根県津和野町から山口県山口市・周南市に連なる第四紀の火山群のこと。
安山岩、デイサイトから成り[1]、北東-南西方向に分布する25個の溶岩ドーム群で、100万年前~10万年前に活動した[2]。津和野町にある青野山が代表峰。
構成火山一覧
[編集]なお、以上は山口県立山口博物館のサイトの情報を基本としているが、産業技術総合研究所地質調査総合センターのサイトの情報では、盛太ヶ岳、徳山金峰山、千石岳、長者ヶ原、四熊ヶ岳を青野山火山群とは別の火山として扱っている。
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左奥:青野山溶岩ドーム
中央:枯木山溶岩ドーム
右端:竜帽子山ドームの一部 -
中央:大陰山溶岩ドーム
右後方:段原山溶岩ドーム -
中央:竜帽子山溶岩ドーム
左奥:青野山溶岩ドームの山頂部 -
中央奥:野坂山溶岩ドーム
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雲井峰溶岩ドーム
脚注・出典
[編集]- ^ 日本の火山 青野山火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター、2016年4月閲覧
- ^ a b 山口県の火山 青野火山群 - 山口県立山口博物館、2017年6月閲覧
- ^ a b c d e f 鎌田浩毅, 星住英夫, 小屋 剛博、「B31 中部九州-中国地方西部の火山フロントの形成年代」 『日本火山学会講演予稿集』 1987.2巻 p.85-, doi:10.18940/vsj.1987.2.0_85
- ^ a b c d e f 古山勝彦 1997
- ^ a b オープンエア・ミュージアム 山口の火山 (PDF) - 永尾隆志 (2002)、2017年6月閲覧
関連項目
[編集]- 阿武火山群 - 青野山火山群の西にある。こちらは活火山認定されている
外部リンク
[編集]- 日本の火山: 青野山火山群 - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
- 山口県の火山: 青野火山群 - 山口県立山口博物館