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青野令

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
獲得メダル
世界選手権
2009 江原道 ハーフパイプ
ワールドカップ
2006-07 富良野大会 ハーフパイプ
2006-07 カルガリー大会 ハーフパイプ
2006-07 カルガリー大会 ハーフパイプ
2006-07 ストーンハム大会 ハーフパイプ
2006-07シーズン 総合優勝
2007-08 カルドーナ大会 ハーフパイプ
2007-08 Sungwoo大会 ハーフパイプ
2008-09 カルドーナ大会 ハーフパイプ
2008-09 郡上大会 ハーフパイプ
2008-09 サイプレス大会 ハーフパイプ
2010-11 サースフェー大会 ハーフパイプ
2010-11 ストーンハム大会 ハーフパイプ
2010-11 カルガリー大会 ハーフパイプ
2011-12 サースフェー大会 ハーフパイプ
2012-13 カルドーナ大会 ハーフパイプ
2014-15 マンモスマウンテン大会 ハーフパイプ
2014-15 パークシティー大会 ハーフパイプ
バートン・グローバルオープンシリーズ
2013 ハイファイブス! ハーフパイプ
2012 ハイファイブス! ハーフパイプ
2012 ヨーロピアンオープン ハーフパイプ
2012 カナダオープン ハーフパイプ
2011 ニュージーランドオープン ハーフパイプ
2007 ニュージーランドオープン ハーフパイプ
X GAMES
2008 X GAMES ASPEN ハーフパイプ

青野 令あおの りょう1990年5月15日 - )は、愛媛県松山市出身のスノーボード選手。松山城南高等学校卒業、松山大学経営学部中退、日本体育大学体育学部卒業。2009年スノーボード世界選手権韓国・江原道大会(種目ハーフパイプ)日本人男子初の優勝者。

人物

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ヨネックスと契約を結んでおり、同じく同社とスポンサー契約をしている石川遼と共に「Wリョウ」と呼ばれる[1]。2006-07スノーボード・ワールドカップでハーフパイプ種目で総合優勝を果たした。日本人でスノーボード・ワールドカップで総合優勝を果たした選手は彼のほかに今井メロ山岡聡子しかおらず、日本人の男性としては初の総合優勝である。

小学校4年時よりスノーボードをはじめ、東温市内にある国内最大級の屋内ゲレンデ、アクロス重信で練習をしてきた。2004年にはJOCジュニアオリンピックで優勝、2005年には連覇を達成する。

2006年は15歳にしてシニアの大会であるFISキスマークカップスノーボードジャパンに出場し優勝を果たす。その後は日本代表として世界を舞台に戦い、2006-07スノーボード・ワールドカップではハーフパイプ競技で富良野大会、カルガリー大会などでの優勝を果たし、総合優勝を果たした。

2008年1月27日アメリカコロラドで行われたWINTER X-GAMES(エックスゲームズ) Men's Snowboard SuperPipeで、ショーン・ホワイトに続く2位になり、銀メダルを獲得。

2009年スノーボード世界選手権ハーフパイプ男子で優勝し、日本人初のスノーボード世界選手権覇者となった。

2010年バンクーバーオリンピックスノーボード・ハーフパイプ日本代表。予選第1組では2位に付けストレートで決勝進出を果たしたものの、決勝では1回目は最初の空中姿勢を崩し、2回目は最後の着地時にバランスを崩し、メダルには届かず9位。

バンクーバー冬季五輪の國母和宏の服装問題において、競技の先輩でもある國母を擁護した人物の一人である。

2012年1月29日アメリカコロラドで行われたWinter X-Games 2012 Snowboard Men's SuperPipeで銅メダルを獲得。

2013年地元松山大学を中退し、将来はスポーツ(体育教師など)指導者を志すと共により良い練習環境を求めて同年4月3日東京の日本体育大学体育学部社会体育学科に入学した。現在日体大学友会(全日本学生スキー連盟一部校所属・体育会系)スキー部フリースタイルブロック(スノーボード・ハーフパイプ)に所属[2]。2014年2月ソチオリンピックスノーボード新種目スロープスタイル8位入賞の角野友基、ハープパイプ平野歩夢(銀メダリスト)・平岡卓(銅メダリスト)などはアクロス重信の後輩にあたる。

2014-15年シーズンは大会には出場せずケガのリハビリに専念した。

2015-16年シーズンはマンモスマウンテン大会のワールドカップで優勝、パークシティー大会で2位となり2月に札幌で行われる最終戦を残して7年ぶり3度目の種目別優勝を果たした。最終戦の札幌大会では2月12日の予選を8位で通過し14日の決勝で優勝。

2017-18年シーズンを最後に引退を表明、平昌冬季五輪では日本代表のコーチとして帯同した。

主な成績

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  • 2007年 FIS World Cup(JPN) HP 1位
  • 2007年 FIS World Cup(CAD) HP 1位
  • 2007年 FIS World Cup(CAD) HP 2位
  • 2007年 FIS World Cup(NZL) HP 1位
  • 2008年 FIS World Cup(KOR) HP 1位
  • 2008年 FIS World Cup(NZL) HP 2位
  • 2009年 FIS World Cup(JPN) HP 1位
  • 2009年 FIS World Cup(CAD) HP 2位
  • 2009年 FIS World Cup(NZL) HP 7位
  • 2010年 FIS World Cup(SUI) HP 2位
  • 2011年 FIS World Cup(CAD) HP 1位
  • 2011年 FIS World Cup(SUI) HP 2位
  • 2012年 FIS World Cup(NZL) HP 1位
  • 2016年 FIS World Cup(USA) HP 1位
  • 2016年 FIS World Cup(USA) HP 2位
  • 2016年 FIS World Cup(JPN) HP 1位
  • 2009年 スノーボード世界選手権 HP 1位
  • 2011年 スノーボード世界選手権 HP 8位
  • 2013年 スノーボード世界選手権 HP 5位
  • 2013年 FIS National Championships-Niseko(JPN) HP 5位
  • 2014年 FIS National Championships-Niseko(JPN) HP 3位
  • 2007年 Burton New Zealand Open HP 3位
  • 2008年 Burton New Zealand Open HP 5位
  • 2009年 Burton New Zealand Open HP 5位
  • 2010年 Burton New Zealand Open HP 4位
  • 2011年 Burton New Zealand Open HP 1位
  • 2012年 Burton High Fives! HP 2位
  • 2013年 Burton High Fives! HP 3位
  • 2014年 Burton High Fives! HP 5位
  • 2011年 Burton US Open HP 5位
  • 2013年 Burton US Open HP 4位
  • 2016年 Burton US Open HP 24位
  • 2008年 Winter X Games HP 2位
  • 2012年 Winter X Games HP 3位
  • 2010年 バンクーバー五輪 HP 9位
  • 2014年 ソチ五輪 HP 37位
  • 2007年 Nissan X-Trail Nippon Open HP 3位
  • 2009年 Nissan X-Trail Asian Open HP 4位
  • 2010年 U.S. Revolution Tour HP 3位
  • 2015年 U.S. Revolution Tour HP 2位
  • 2011年 U.S. Snowboard Grand Prix HP 4位
  • 2012年 Burton Canadian Open HP 1位
  • 2014年 Snoboard Jamboree HP 1位

出典

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関連項目

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外部リンク

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