青森花火大会
青森花火大会 | |
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概要 | |
正式名称 | 青森ねぶた祭協賛 青森花火大会 |
開催時期 | 8月7日 |
初回開催 | 1955年 |
会場・場所 | 青森港 |
打ち上げ数 | 10,000発 |
主催 | 青森花火大会実行委員会 |
青森花火大会(あおもりはなびたいかい)は、青森県青森市の青森港で行われる、青森県内では、最大規模の花火大会。正式名称は、「青森ねぶた祭協賛 第○○回青森花火大会」である。毎年、ねぶたの最終日の8月7日の夜に行われる。
ただし、青森市内で行われている2つの花火大会では、この花火大会のほうが歴史は新しい。
打ち上げの途中、ねぶたの海上運行があり、ねぶたと花火のコラボレーションがある。この、ねぶたとのコラボレーションが行われる花火大会は世界にはこの大会だけである。
大会概要
[編集]ねぶたが海上運行がされることが有名である。
内容は、19時に号砲があがり、スタートして、15分頃にねぶたが入港する。ねぶた運行中は、安全上、大きな花火を打ち上げることができない。(早打がメインになる。)45分ごろに、ねぶたが出港する。その後は、スターマインや打揚などの豪華なプログラムで進行していく。
海上運行
[編集]ねぶたの海上運行は、毎年、ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、観光コンベンション協会会長賞を受賞した[1]5台と海上運行推薦団体に選ばれた1台のねぶた、計6台のねぶたが運行する。
8月7日の昼運行終了後、選ばれた6台のねぶたは、浜町埠頭にてクレーン車で艀に乗せられる。6時30分頃、埠頭を出発し花火大会の会場の青森港に7時15分頃に入港する。
田村麿賞(現 ねぶた大賞)、知事賞、囃子賞を受賞した3台のねぶたが運行した。
- 1982年(昭和57年)- 田村麿賞、知事賞、制作賞を受賞した3台のねぶたが運行した。(1989年まで)
- 1990年(平成2年)- 海上運行に参加するねぶたが5台に増えた。田村麿賞(1995年、ねぶた大賞に名称変更)、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、制作賞(1994年、観光協会会長賞に名称変更)を受賞したねぶたが運行した。(1996年まで)
※市長賞、商工会議所会頭賞は1990年に新設された。
- 1997年(平成9年)- ねぶた大賞、知事賞、市長賞、海上運行賞(2台)を受賞した5台のねぶたが運行した。
- 1998年(平成10年)- ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、海上運行賞を受賞した5台のねぶたが運行した。
- 1999年(平成11年)- ねぶた大賞、知事賞、市長賞、運行・跳人賞、海上運行賞を受賞した5台のねぶたが運行した。(2000年まで)
- 2001年(平成13年)- ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、観光コンベンション協会会長賞(旧 観光協会会長賞)を受賞した5台のねぶたが運行した。
- 2002年(平成14年)- ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、海上運行賞(2003年、海上運行推薦団体に名称変更)を受賞した5台のねぶたが運行した。(2007年まで)
- 2008年(平成20年)- 海上運行に参加するねぶたが7台に増えた。
ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、観光コンベンション協会会長賞を受賞した5台のねぶたと海上運行推薦団体に選ばれた2台のねぶたが運行した。(2011年まで)
- 2012年(平成24年)- 海上運行の経費削減のため海上運行に参加するねぶたが5台に減った。
ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞を受賞した4台のねぶたと海上運行推薦団体に選ばれた1台のねぶたが運行した。(2013年まで)
- 2014年(平成26年)- 海上運行に参加するねぶたが6台のに増えた。
ねぶた大賞、知事賞、市長賞、商工会議所会頭賞、観光コンベンション協会会長賞を受賞した5台のねぶたと海上運行推薦団体に選ばれた1台のねぶたが運行した。(現在まで)
有料観覧席
[編集]有料観覧席は毎年大会経費が多くかかることから、2004年に有料席を設置した。[2]初年度は、新中央埠頭のみ設置されたが、翌年度からは、青い海公園にも設置されるようになった。ちなみに、新中央埠頭のみ設置された初年度は、現在の青い海公園の観覧席は、協賛者席だった。全席パイプ指定席。
アクセス
[編集]交通規制
[編集]当日(大会直前)は、アスパム周辺とベイブリッチ・ラブリッチが交通規制されて、駅から、アスパム方面へ車で行くことはできない。