青木英一
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青木 英一(あおき ひでかず[1]、1942年[2] - )は、おもに工業地理学を研究した日本の経済地理学者、敬愛大学名誉教授[3]。
経歴
[編集]1962年に日本大学文理学部地理学科に入学し、地理学を学んだ[4]。進路は就職を希望していたが籠瀬良明の勧めを受け、大学院への進学を志し、工業地理学の研究を始めた[5]。
1966年に理工学研究科地理学専攻に進学し、東京教育大学の幸田清喜や、生産工学部の笹生仁のもとにも通って学んだ[5]。
1971年に大学院を満期退学し、東京都立両国高等学校の教員となって地理を担当し、以降、都立高校の教員として働きながら研究を続けた[6]。1984年には[7]、「日本における工業都市の地域構造に関する研究 労働力需給を通して」により、日本大学から理学博士を取得した[8]。
1987年には千葉敬愛経済大学(後の敬愛大学)経済学部の教員となり、翌1988年には、北村嘉行や上野和彦らが組織した工業地理視察団に参加して、中国を訪問し、以降、中国でも工業の調査をおこなうようになった[9]。
敬愛大学では、教授に昇任し、2014年に定年退職して、名誉教授となったが[3]、その後も2年間にわたって特任教授として活動した[10]。
おもな業績
[編集]単著
[編集]- 工業地域の労働力需給、大明堂、1987年
- 首都圏工業の構造、大明堂、1997年
共著
[編集]共編著
[編集]脚注
[編集]- ^ 「青木 英一 アオキ ヒデカズ (Hidekazu Aoki)」『researchmap』科学技術振興機構。2024年8月26日閲覧。
- ^ 藤田佳久・阿部和俊 編「執筆者一覧」『日本の経済地理学50年』、415頁。
- ^ a b 「名誉教授一覧」敬愛大学。2024年8月26日閲覧。
- ^ 青木,2014,p.219
- ^ a b 青木,2014,p.220
- ^ 青木,2014,p.221
- ^ 青木,2014,p.222
- ^ 「日本における工業都市の地域構造に関する研究:労働力需給を通して」国立国会図書館。2024年8月26日閲覧。
- ^ 青木,2014,pp.222-223
- ^ 青木英一「思いでコーナー」敬愛大学校友会。2024年8月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 青木英一 著「工業地理研究を志す」、藤田佳久・阿部和俊 編『日本の経済地理学50年』古今書院、2014年。ISBN 978-4-7722-6114-2。