雪舟えま
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雪舟 えま | |
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誕生 |
1974年10月7日(50歳) 北海道札幌市 |
職業 | 小説家、歌人 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 藤女子大学文学部国文学科卒業 |
ジャンル | 小説、短歌 |
親族 | 玉川重機(義弟) |
ウィキポータル 文学 |
雪舟 えま(ゆきふね えま、1974年10月7日 - )は、日本の小説家、歌人。北海道札幌市生まれ。
経歴
[編集]藤女子大学文学部国文学科卒。大学在学中に小林恭二『短歌パラダイス』を読んで作歌を始め、北海道新聞の松川洋子選歌欄に投稿する[1]。
1997年10月号から2013年9月号まで歌誌「かばん」に所属[2]。
2001年刊行の穂村弘の歌集 『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』の「まみ」のモデルとなる[1]。
2011年歌集『たんぽるぽる』刊行。同年よりバンド、スリリングサーティー(声:雪舟えま ギター:フジワラサトシ キーボード:ホソマリ)で活動。
2012年小説『タラチネ・ドリーム・マイン』刊行。
作品
[編集]歌集
[編集]- 『たんぽるぽる』(2011年・短歌研究社)(2022年・短歌研究文庫)
- 『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』(2018年・書肆侃侃房)
- 『緑と楯 ロングロングデイズ』(2022年・短歌研究文庫)
小説
[編集]- 『タラチネ・ドリーム・マイン』(2012年・PARCO出版)
- 『バージンパンケーキ国分寺』(2013年・早川書房)(2019年・集英社文庫)
- 『プラトニック・プラネッツ』(2014年・KADOKAWA/メディアファクトリー)
- 『幸せになりやがれ』(2015年・講談社)
- 『恋シタイヨウ系』(2016年・中央公論新社)
- 『凍土二人行黒スープ付き』(2016年・筑摩書房)
- 『パラダイスィー8』(2017年・新潮社)
- 『ナニュークたちの星座』 絵 カシワイ (2018年・アリス館)
- 『緑と楯 ハイスクール・デイズ』(2018年・集英社)(2020年・集英社文庫)
- 『うずたか氷(苺)を君と』(2021年・集英社文庫)
- 『地球の恋人たちの朝食』(2024年・左右社)
訳・翻案
[編集]絵本
[編集]共著・アンソロジー
[編集]「」内が収録作品
- 『本をめぐる物語―栞は夢をみる』 (2014年・角川文庫) 「トリィ&ニニギ輸送社とファナ・デザイン」
- 『トリビュート百人一首』(2015年・幻戯書房)4首の鑑賞と新解釈の短歌収録
- 『ファイン/キュート 素敵かわいい作品選』(2015年・ちくま文庫)「電」(タラチネ・ドリーム・マイン収録作品)
- 『桜前線開架宣言 Born after 1970 現代短歌日本代表』(2015年・左右社)作品56首収録
- 『十年後のこと』(2016年・河出書房新社) 「渡りに月の船」
- 『短歌タイムカプセル』(2018年・書肆侃侃房)作品20首収録
- 『短篇ベストコレクション 現代の小説2018』(2018年・徳間書店)「りゅりゅりゅ流星群」
- 『短編宇宙』(2021年・集英社文庫)「アンテュルディエン?」
- 『スプーンはスープの夢をみる』(2022年・筑摩書房)「銀河ボタン」(凍土二人行黒スープ付き収録作品)
- 『私たちの特別な一日: 冠婚葬祭アンソロジー』(2023年・創元文芸文庫)「二人という旅」
- 『ビールは泡ごとググッと飲め』(2024年・筑摩書房)「モンスターと夜景」(文庫版『たんぽるぽる』の「地球の恋人たちの朝食(抄)」収録作品)
自主製作の電子書籍
[編集]- 『地球の恋人たちの朝食』(2015年)
- 『緑と楯/楯と緑(ほか、全5話合本)』(2015年)※『緑と楯 ハイスクール・デイズ』刊行に伴い販売終了
- 『風もないのにラーブラブ 緑と楯イラスト・漫画集』(2018年)
- 『緑と楯 社会人篇』(2018年)※『緑と楯/楯と緑(ほか、全5話合本)』から『緑と楯』を除いたもの。
- 『雪舟えま2019年までの作品集』(2020年)
- 『みどたて作品集1(2014-2019)』(2020年)
アルバム
[編集]- 朗読CD『臨月第3水曜日』(2010年・鳥獣虫魚)
- 朗読CD『こえもぎ舎制作』(2011年・三角みづ紀との共同制作)
- 音楽CD『ホ・スリリングサーティー』(2015年・鳥獣虫魚 スリリングサーティーとして)
脚注
[編集]- ^ a b 期間限定短詩系女子マガジン guca 1 雪舟えまインタビュー エキセントリック「まみ」じゃない、雪舟えまの『たんぽるぽる』
- ^ にんにルーム2号 たんぽるぽる拾遺の巻