隅谷茂子
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隅谷茂子(すみたにしげこ、1917年 - 2002年)は岐阜県出身の日本の女性史研究者。大垣市立図書館を皮切りに図書館業務に携わり[1]、早稲田大学文学部史学科の聴講生として、律令と奈良時代の戸籍について研究した[2]。1947年、初代労働省婦人少年局東京職員室長を務めた。また、民科婦人問題部会で『現代婦人運動史年表』(三一書房、1963年)や「婦人問題懇話会」女性史研究会を通じて、女性史研究の担い手を育てた。「家」制度研究会に所属し『労働省婦人少年局資料目録 第1部 (1947-1959) (家族政策関係資料 ; 1))』(1971年)の編さんを担当した。
著書
[編集]- 「私たちのあゆみ 歴史について」『働く婦人』7号(1974年)
- 「労働省婦人少年局時代―はみだし役人の記」(思想の科学研究会編「共同研究 日本占領軍その光と影・上巻」(現代史研究会、1978年)
- 「座談会 戦後婦人問題研究ことはじめ」(女たちの現在を問う会編『朝鮮戦争・逆コースのなかの女たち 銃後史ノート 戦後編』)(インパクト出版会、1986年)
- 『婦人問題懇話会会報』及び『日本婦人問題懇話会会報』中の著作一覧:国立国会図書館デジタルコレクション内
参考文献
[編集]- 隅谷茂子さんを偲ぶ会実行委員会編『ふみくら 隅谷茂子論文・座談会の記録』(2001年3月)
- 浦田大奨「占領期における女性労働者問題と歴史的把握」『熊本大学社会文化研究』13別刷 2015年