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陽電子リフレクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

陽電子リフレクター(ようでんしリフレクター、Positron Deflector)は、アニメ機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する架空の防御兵器。本シリーズにおけるビームシールドの概要も記述する。

陽電子リフレクター

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その技術的なルーツはユーラシア連邦において開発された「光波防御シールド」にあり、元々は同国が保有していた技術であったが、大西洋連邦からのモビルスーツ (MS) 供与に伴い、技術の譲渡が行われて独自に発展した[1]

このリフレクターは力場[2]陽電子を展開することによって形成される[3]、ビームシールドの一種である。ビーム・実弾を問わず高い防御力を誇り、陽電子砲さえ防げる[1]。その一方、MSサイズまでの小型化が困難であることから、搭載機は大型機種に限定される[4]

搭載機・兵器

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アルミューレ・リュミエール

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アルミューレ・リュミエール (Armure Lumiere) は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する架空の防御兵器。

ユーラシア連邦の要塞アルテミスに搭載された光波防御帯を技術的な礎とし、CE71年後半[注釈 1]にはハイペリオンのロールアウトによってMSサイズの「モノフェーズ光波防御シールド」が実用化された。

以後は技術的な流出が発生し、CEに登場するすべてのビームシールドのベースとなった。ただし、それぞれのビームシールドは用いる力場の違いなどで個別の発展をとっている[6]

ビームシールド

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ビームシールド (Beam Shield) は、アニメ『ガンダムシリーズ』に登場する架空の防御兵器。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』より登場する。

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY』に登場するハイペリオンに搭載されていたモノフェーズ光波防御シールド「アルミューレ・リュミエール」に改良が加えられ、完成した兵装である[7]

搭載機

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脚注

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注釈

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  1. ^ ハイペリオンのロールアウト時期を「オーブ崩壊後」と設定している資料もあり、その場合はCE71年6月15日以降となる[5]

出典

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  1. ^ a b 千葉智宏『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY 上巻 真実を求める者』メディアワークス、2006年7月15日初版発行、173頁。(ISBN 4-84-023473-6)
  2. ^ 後藤リウ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 1 怒れる瞳」角川書店、2005年3月1日初版発行、433頁。(ISBN 4-04-429108-X)
  3. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSエンサイクロペディア』一迅社、2008年11月15日初版発行、112頁。(ISBN 978-4-7580-1126-6)
  4. ^ 『グレートメカニック20』双葉社、2006年3月、139-142頁。(ISBN 978-4-5754-6430-6)
  5. ^ 『データコレクション 機動戦士ガンダムSEED外伝』メディアワークス、2007年7月、80頁。(ISBN 978-4-8402-3907-3)
  6. ^ 『パーフェクトアーカイブス 機動戦士ガンダムSEED DESTINY』竹書房、2006年5月、168-170頁。(ISBN 978-4-8124-2687-6)
  7. ^ 『1/100ストライクフリーダムガンダム』バンダイ、2005年9月発売、組立説明書。

関連項目

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