阿部治
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阿部 治(あべ おさむ、1955年7月25日- )は、日本の環境教育学者、ESD(持続可能な開発のための教育)研究者。立教大学社会学部名誉教授。
来歴
[編集]- 新潟県生まれ。
- 1979年 - 東京農工大学農学部環境保護学科卒
- 1982年 - 筑波大学大学院環境科学研究科環境科学専攻修士課程修了
- その後、国立特殊教育総合研究所文部教官研究員、筑波大学文部技官
- 1986年 - 筑波大学専任講師
- 1988年 - 埼玉大学教育学部助教授
- 2002年4月 - 立教大学社会学部現代文化学科及び異文化コミュニケーション研究科教授[1]。
- 2007年3月 - 立教大学にESD研究センター(現・ESD研究所、2012年4月改称)設立。同センター長(2007年4月~2012年3月)、所長(2012年4月~2015年3月、2016年4月~2021年3月)歴任[1]。
- 2021年3月 - 立教大学社会学部定年退職[1]。名誉教授。
著書
[編集]- 『ゆたかなくらしとは? くらしよい環境』岩崎書店 学習に役立つ日本の環境 1995
- 『話して面白い環境学』 学研 2000
- 『Regional Strategy on Environmental Education in the Asia-Pacific』 Institute for Global Environmental Strategies 2000
- 『原発事故を子どもたちにどう伝えるか―ESDを通じた学び―』合同出版 2015
共編著
[編集]- 『子どもと環境教育』責任編集 東海大学出版会 環境教育シリーズ 1993
- 『ふくれあがる大都市 都市問題』市川智史共著 岩崎書店 学習に役立つ日本の環境 1995
- 『次世代CSRとESD 企業のためのサステナビリティ教育』川嶋直共編著 立教大学ESD研究センター監修 ぎょうせい 2011
- 『ESD拠点としての自然学校 持続可能な社会づくりに果たす自然学校の役割』川嶋直共編著 立教大学ESD研究センター監修 みくに出版 2012
- 『アジア・太平洋地域のESD 〈持続可能な開発のための教育〉の新展開』立教大学ESD研究センター監修 田中治彦共編著 明石書店 2012
- 『持続可能な開発のための教育ESD入門』佐藤真久共編著 朝岡幸彦共監修 筑波書房 持続可能な社会のための環境教育シリーズ 2012
翻訳
[編集]参考
[編集]- 立教大学阿部治研究室
- 立教大学ESD研究所
- 『現代日本人名録』2002年
脚注
[編集]- ^ a b c 水上徹男「阿部治先生の定年退職にあたって (阿部治先生・吉澤夏子先生退職記念号)」『応用社会学研究』第64巻、立教大学社会学部・社会学研究科、2022年3月。