阿呆トロ
阿呆 トロ | |
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生誕 | 日本・兵庫県姫路市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル | 少年漫画 |
代表作 | 『怪病医ラムネ』 |
受賞 | 第31回シリウス新人賞佳作(「返却主義者」) |
阿呆 トロ(あほ トロ)は日本の漫画家。兵庫県姫路市出身[1]。
略歴
[編集]2014年に月刊少年シリウス秋の第28回新人賞にて奨励賞を受賞[2]。
2015年「返却主義者」が第31回シリウス新人賞佳作を受賞し、『月刊少年シリウス』2015年10月号に掲載[2]。
2017年『月刊少年シリウス』にて2017年11月号から「怪病医ラムネ」連載開始[3]。本作は一度連載が終了するが、2019年5月4日にTwitterに公開した1話【目からマヨネーズが出る少女と治すお医者さんの漫画】が大きな話題となり連載を再開。
2018年ウェブコミック配信サイト『マガジンポケット』に移籍して2018年12月21日より配信[4]。
人物
[編集]好きな漫画は『HUNTER×HUNTER』[2]。
影響を受けた作品(作家)は鋼の錬金術師、ヒカルの碁、シャーマンキング、うえきの法則、涼宮ハルヒの憂鬱、魔法少女まどか☆マギカ、暗殺教室[5]。
『阿呆トロ』の名前の由来は、「売れてるマンガ家は、漢字とカタカナの組み合わせと、“あ”で始まる名前が多いからです」と語っている[6]。
2019年8月頃からエビフライを飼い始める、その後2021年5月6日に元気なエビフライを散歩させている動画を公開。
デビューについて
[編集]最初に『シリウス』に投稿した時のことをあまり詳しく覚えていないという[2]。投稿作品ではバッドエンドが多い傾向だったが、雑誌に掲載されるようになり、ハッピーエンドを目指して描くようになったという[2]。担当編集が引っ張ってくれたおかげで連載デビューしたことを感謝している[2]。『月刊少年シリウス』について「色んなアトラクションがある遊園地みたいな雑誌」と語っている[2]。
連載デビューまでの期間は新人賞受賞から数えると10年以上で、ボツの本数はネームも合わせてなら50以上あったという[5]。挫折についてのインタビューで、「挫折はないですがボツの数だけ落ち込んでました。立ち直り方が極端で、死ぬか漫画家なるかどっちかだって自分に言い聞かせてました」と語っている[5]。
作品
[編集]連載
[編集]読切
[編集]- 返却主義者(『月刊少年シリウス』2015年10月号[2])
出典
[編集]- ^ アニメイト姫路 2018年4月12日のツイート、2021年5月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “【月刊少年シリウス創刊13周年記念スペシャル企画】★シリウス新人賞出身作家スペシャルインタビュー★阿呆トロ先生編”. 月刊少年シリウス編集部ブログ. 講談社 (2019年4月19日). 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b “少女の目からマヨネーズ?“怪病”の専門医描くファンタジーがシリウスで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年9月26日) 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b “怪病医ラムネ(3)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月9日閲覧。
- ^ a b c “【コラム】プロ作家の恥ずかしい原稿公開!? 新人マンガ家さんにインタビュー! 「魔女狩りの現代教典」刀坂アキラ先生&「怪病医ラムネ」阿呆トロ先生”. 2021年5月9日閲覧。
- ^ “TVアニメ「怪病医ラムネ」特集 内田雄馬×永塚拓馬対談”. 2021年5月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- おいたん♂ (@1066aho) - X(旧Twitter)