関東女子ラグビーフットボール大会
開始年 | 1990 |
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主催 | 関東ラグビーフットボール協会 |
加盟国 | 日本 |
前回優勝 | 東京山九フェニックス |
公式サイト | |
関東ラグビーフットボール協会 |
関東女子ラグビーフットボール大会は、関東ラグビーフットボール協会の主催による女子ラグビー大会である。優勝・準優勝チームは、日本ラグビーフットボール協会主催の全国女子ラグビーフットボール選手権大会へ進出する。日本女子ラグビーフットボール連盟時代の1990年(平成2年)に始まり、現在は音羽産業株式会社が協賛し「OTOWAカップ 関東女子ラグビーフットボール大会」と呼ぶ。
大会概要
[編集]2023年大会の実施要項から[1]。
- 2023年11月4日から2024年1月6日まで、最短でも中6日をあけて、7チーム総当たり戦(各チーム6試合実施)で順位を決定する。
- 試合時間: 40分ハーフ、ハーフタイムは15分以内。
- 15人制、選手登録は23名以内。
- スコッドの人数:World Rugby競技規則どおり(フロントローは最低6名用意)。
- 順位決定方法は、勝ち点制度を用いる。勝ち4点、引分2点、負け0点、不戦勝5点、不戦敗0点、不成立2点、負けても7点差以内の負けで1点追加、3トライ差以上の勝ちで1点追加。
- 優勝・準優勝チームは、「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」の出場権を得る。
- 主催:関東ラグビーフットボール協会
- 主管:関東ラグビーフットボール協会女子委員会
歴史
[編集]1988年(昭和63年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟が発足。11月、第1回「全国女子ラグビーフットボール交流大会」を開催。
1990年(平成2年)、第1回「関東女子ラグビーフットボール大会」をローデムパークラグビー場(埼玉県杉戸町)で開催[2]。
1998年(平成10年)10月、第1回「女子ラグビーフットボール関西大会」を花園第3グラウンド(東大阪市)で開催。
2002年(平成14年)4月、日本女子ラグビーフットボール連盟は日本ラグビーフットボール協会に加盟し、発展的解消[3]。
2014年(平成26年)11月、前年までの「全国女子ラグビーフットボール交流大会」に代わり、第1回「全国女子ラグビーフットボール選手権大会」として開催。5位決定戦として、関東・関西・九州の各協会エリアからの3チームが20分ハーフで対戦。3位決定戦として、関東・関西の2チームで30分ハーフ対戦。決勝戦(日本協会会長杯)は関東・関西の2チームが40分ハーフで対戦した[4][5]。
2017年(平成29年)1月、「OTOWAカップ第27回関東女子ラグビーフットボール大会」を開催。単独チーム2(RKU龍ヶ崎GRACE、日本体育大学ラグビー部女子)、合同チーム2(「YOKOHAMA TKM, 東京フェニックス, ARUKAS KUMAGAYA」と「世田谷区ラグビースクールレディース, Rugirl-7, 湘南ベルマーレラグビー セブンズ、北海道バーバリアンズディアナ, カ・ラ・ダファクトリーA.P.パイレーツ」)の 全4チーム[6]による総当たり戦(各チーム3試合実施)。中13日をあけて行った[7]。
2019年度(平成31年度・令和1年度)、2020年1月5日開催の「OTOWAカップ第30回関東女子ラグビーフットボール大会」決勝戦で、RKU龍ケ崎GRACEが初優勝[8]。
2020年度(令和2年度)は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、「OTOWAカップ第31回関東女子ラグビーフットボール大会」は全試合無観客で開催した[9]。2021年度(令和3年度)の第32回大会では声出し応援の禁止などの対策が行われ[10]、2022年度(令和4年度)の第33回大会では、試合会場が大学施設の場合に観戦者は事前申請書を提出することになった[11]。
2023年度(令和5年度)の「OTOWAカップ第34回関東女子ラグビーフットボール大会」は、4年ぶりの通常開催となった。
脚注
[編集]- ^ “OTOWAカップ第34回関東女子ラグビーフットボール大会 大会実施要項”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “年代史 女子ラグビー検討委員会報告・引継書”. JRFU. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “日本ラグビーフットボール史 日本の女子ラグビーが正式加盟”. JRFU. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “第1回全国女子ラグビーフットボール選手権大会”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “初代クイーンは日体大。第1回全国女子選手権大会『会長杯』で快勝。 - ラグビーリパブリック” (2014年11月24日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “「OTOWA カップ 第27回関東女子ラグビーフットボール大会 supported by アミノバイタル 」実施要項(一般の部)”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “「OTOWA カップ 第27回関東女子ラグビーフットボール大会 supported by アミノバイタル 」実施要項(一般の部)”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “GRACEが嬉しい初優勝。「Otowa CUP」決勝でアルテミスターズとの接戦制す。 - ラグビーリパブリック” (2020年1月6日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “OTOWAカップ 第31回関東女子ラグビーフットボール大会 Supported by アミノバイタル:関東ラグビーフットボール協会”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “OTOWAカップ 第32回 関東女子ラグビーフットボール大会 Supported by アミノバイタル :関東ラグビーフットボール協会”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。
- ^ “【OTOWAカップ 第33回 関東女子ラグビーフットボール大会 Supported by アミノバイタル】の観戦の有無について:関東ラグビーフットボール協会”. 関東ラグビーフットボール協会. 2024年1月17日閲覧。