コンテンツにスキップ

開田高原マイアスキー場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
開田高原マイアスキー場
KAIDA KOGEN MIA SKI RESORT
所在地 〒397-0302
長野県木曽郡木曽町開田高原西野5346-1[1]
座標 北緯35度55分50秒 東経137度31分50秒 / 北緯35.93056度 東経137.53056度 / 35.93056; 137.53056座標: 北緯35度55分50秒 東経137度31分50秒 / 北緯35.93056度 東経137.53056度 / 35.93056; 137.53056
所有者 豊実精工[2][3][4][5]
運営者 同上
管理者 同上
指定管理者 本文参照
開業日 1996年12月[6]
標高 2,120[1] m - 1,557[1] m
標高差 563[1] m
最長滑走距離 3,200[1] m
最大傾斜 32[1]
コース数 6[1]
ゲレンデ面積 44[1] ha
索道数 2[1]
テレインパーク なし[1]
降雪量 60cm(2021年12月16日時点)[1]
営業期間 12月12日 - 4月25日
(2021年-2022年シーズン)[1]
公式サイト miaski-resort.com
地図
テンプレートを表示

開田高原マイアスキー場(かいだこうげんマイアスキーじょう)は、長野県木曽郡木曽町開田高原にあるスキー場である。

「マイア/MIA」とは、ラテン語のMemoria In Aeterna[メモリア・イン・アエテルナ]の頭文字を並べたもので「永遠に記憶に残る」を意味している。

特徴

[編集]

御嶽山北東側山麓に位置し、ゲレンデ最上部は標高2,120mにあるため、非常に気温が低く、また海から離れた内陸部のため降雪量は多く無いものの雪質は日本でもトップクラスのパウダースノーである。実際、このスキー場にほど近い気象庁の観測地点「開田高原」では、歴代最低気温-22.0度を観測している。[7]

まれに3月後半のシーズン終了間際にも、ふわふわの雪煙が舞い上がるゲレンデを味わえることもある。

歴史

[編集]
  • 1996年平成8年)12月[6]長野県・旧開田村・清水建設などの出資による第三セクター「開田高原開発株式会社」により開設[要出典]
  • 2002年(平成14年):清水建設が撤退。開田高原開発を解散し、新たに旧開田村が98%出資する第三セクター「株式会社マイア」を設立し、開田高原開発に代わり運営[要出典]
  • 2011年(平成23年):きそふくしま(当時)、開田高原マイア、御岳ロープウェイの運営会社が合併し、アスモグループ株式会社が発足[8]。同社が指定管理者となる[8]
  • 2019年令和元年):開田高原マイアスキー場と御岳ロープウェイの2施設がアスモグループ株式会社の運営となり、きそふくしまスキー場は株式会社nationの運営となる[9]
  • 2022年(令和4年)
    • 7月7日:アスモグループ株式会社が開田高原マイアスキー場と御岳ロープウェイの2施設の指定管理者の解除を申し入れ[8]
    • 10月11日:開田高原マイアスキー場を岐阜県加茂郡富加町に本社を置く豊実精工に無償譲渡[2][3][4][5]

ゲレンデ

[編集]
御嶽山の継子岳から望む開田高原マイアスキー場

ゲレンデは6コースあり、最長滑走距離は3,200 mとなっている[1]。なお、ナイター設備は設置されておらず、営業は日中のみとなる(8:30 - 16:30)[1]

  • ジャンボフットゲレンデ北(初級・中級者向け,900m)[1]
  • ジャンボフットゲレンデ南(初級・中級者向け,900m)[1]
  • フォクシーコース(初級・中級者向け,950m)[1]
  • プリマコース(初級・中級者向け,880m)[1]
  • スカイハイコース(中級・上級者向け,1,350m)[1]
  • ブルーダイヤモンドコース(中級・上級者向け,1,350m)[1]
  • キッズゲレンデ(動く歩道を設置、休日のみ稼働)[1]

リフト

[編集]

3基のリフトが設置されている(1基は休止中)[1]

  • 第1高速クワッドリフト

(距離:1655m)(高低差:264m)

  • 第2高速ペアリフト

(距離:1241m)(高低差:302m)

  • 第3ペアリフト

(休止中)(距離:822m)(高低差:不明)

施設

[編集]

アクセス

[編集]
自動車
  • E19 中央自動車道 中津川ICより47km約90分。
  • E19 中央自動車道 伊那ICより80km約60分。
公共交通機関鉄道

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 『ニッポンのゲレンデ 2023』実業之日本社、2022年12月24日、129頁。ISBN 978-4-408-06418-5 
  2. ^ a b “指定管理者撤退のマイア 豊実精工が後継者事業者に 木曽町 9月議会でスキー場無償譲渡案可決”. 市民タイムスWEB. (2022年9月16日). オリジナルの2022年9月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220915204714/https://www.shimintimes.co.jp/news/2022/09/post-19343.php 2023年3月2日閲覧。 
  3. ^ a b 開田高原マイアスキー場の無償譲渡契約の締結について”. 木曽町商工観光課 (2022年10月13日). 2023年3月2日閲覧。
  4. ^ a b “開田高原スキー場「来季黒字化目指す」 木曽町、運営企業と譲渡調印式”. 中日新聞Web. (2022年10月12日). オリジナルの2022年10月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20221012090343/https://www.chunichi.co.jp/article/561763 2023年3月2日閲覧。 
  5. ^ a b 開田高原マイアスキー場、始動のお知らせ』(プレスリリース)豊実精工、2022年10月31日https://www.hojitsu.co.jp/info/365.html2023年3月2日閲覧 
  6. ^ a b Tee's World Something Specialを求めて《月刊スキージャーナル2000年1月号》 - マイアスキーアカデミー
  7. ^ 気象庁|過去の気象データ検索”. www.data.jma.go.jp. 2024年5月12日閲覧。
  8. ^ a b c “御岳ロープウェイ マイアスキー場 アスモ指定管理撤退へ 木曽町に解除申し出 噴火やコロナで利用激減”. 市民タイムスWEB. (2022年7月12日). オリジナルの2022年7月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220711201400/https://www.shimintimes.co.jp/news/2022/07/post-18613.php 2023年3月2日閲覧。 
  9. ^ 木曽町スキー場等索道施設の今後について”. 木曽町商工観光課 (2019年9月30日). 2023年3月2日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]