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門川紳一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

門川 紳一郎(かどかわ しんいちろう、1965年[1] - )は、 NPO法人ヘレン・ケラー自立支援センターすまいる(旧、特定非営利活動法人視聴覚二重障害者福祉センターすまいる[1])理事長。社会福祉法人全国盲ろう者協会理事。

経歴

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生まれつき弱視、難聴であったが、4歳の頃にかかった猩紅熱が原因で聴力が悪化、失聴する。現在はほぼ全盲ろうである。

高校3年の時、福島智に初めて出会う。

1985年大阪市立盲学校卒業後に大阪府桃山学院大学社会学部に入学。

1987年、聴覚障害の友人と二人で、アメリカ盲ろう者協会の全国大会に参加。

1989年、大学卒業。卒業後、盲ろう者のための専門ワーカーを対象とするニューヨークのヘレン・ケラー・ナショナルセンターの国際プログラムに初めての盲ろう者として参加する。

1990年9月、ワシントンD.C.にあるギャローデット大学に編入生として入学するが、中途退学し、ニューヨーク大学へ進学。留学中はASL(アメリカ手話)による触手話通訳を利用して、全ての授業を受ける。

1992年5月、ニューヨーク大学のマスター・プログラム(大学院)を出る。NYUの大学院に進んだ初めての盲ろう者である。

2015年12月、第65回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰。

2016年より盲導犬使用者となる。全盲ろう者の盲導犬使用者は日本国内では門川だけといわれる[2]

脚注

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  1. ^ a b 日本初、全盲ろうの盲導犬ユーザーとなって ―門川紳一郎さん― - テキスト版”. NHKハートネット. NHK 視覚障害ナビ・ラジオ. p. 1. 2020年1月4日閲覧。
  2. ^ 門田耕作 (2016年4月15日). “全盲ろうの門川さん、盲導犬と歩む人生へ”. 朝日新聞デジタル. http://www.asahi.com/special/kotoba/jinken/SDI201604123476.html 2020年2月12日閲覧。