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長遠寺 (尼崎市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長遠寺
所在地 兵庫県尼崎市寺町10
位置 北緯34度43分6秒 東経135度24分43.6秒 / 北緯34.71833度 東経135.412111度 / 34.71833; 135.412111座標: 北緯34度43分6秒 東経135度24分43.6秒 / 北緯34.71833度 東経135.412111度 / 34.71833; 135.412111
山号 大尭山
宗派 日蓮宗
本尊 題目宝塔、多宝如来、釈迦如来
創建年 1350年
開基 日恩
文化財 本堂、多宝塔(国の重要文化財)
法人番号 8140005011491 ウィキデータを編集
長遠寺 (尼崎市)の位置(兵庫県内)
長遠寺 (尼崎市)
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多宝塔 (重要文化財)

長遠寺(じょうおんじ)は兵庫県尼崎市寺町にある日蓮宗仏教寺院。山号は大尭山。大本山本圀寺(六条門流)の旧末寺であり六条門流三長(他に長満寺長源寺)の一寺。親師法縁。塔頭として中正院がある。

歴史

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『大堯山縁起』では、1350年観応元年)永存院日恩により七ツ松の地で創建され、のちに風呂辻町・辰巳(巽)・市庭(市場)(すべて、現・東本町の地名)の地へ移転したと伝えられる。長遠寺は、風呂辻町の南側にあったと推定されている。西側は当時の尼崎の中心として賑わった市庭である。七堂伽藍と子坊16坊を持っていたという。 法花寺と呼ばれていたが、1617年元和3年)に尼崎城築城にともなって現在地に移転した際、寺号を現在のものに改めた。

文化財

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重要文化財(国指定)

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  • 本堂 ― 元和9年(1623年)建立、桁行五間、梁間六間、入母屋造、本瓦葺
  • 多宝塔 ― 慶長12年(1607年)建立、方三間2層、本瓦葺、釈迦如来像安置、高さ15.4m 1960年、大修理

兵庫県指定有形文化財

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  • 鐘楼 ― 1627年建立
  • 客殿 ― 1611年建立、桁行七間半、梁間五間半、入母屋造、平入り、本瓦葺
  • 庫裏 ― 1668年建立、桁行七間、梁間六間、切妻造、本瓦葺

尼崎市指定文化財

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  • 絹本著色涅槃図 ― 1565年
  • 紙本着色日蓮大聖人註画讃 ― 1536年
  • 至徳二年鰐口1385年製作、銅製、径31.0cm、下端厚8.4cm、中央厚14.4cm
  • 嘉吉元年鰐口 ― 1441年製作、銅製、径24.6cm、下端厚6.5cm、中央厚11.2cm
  • 天文六年鰐口 ― 1538年製作、銅製、径27.8cm、下端厚6.2cm、中央厚11.2cm
  • 雲版 ― 南北朝時代、銅製、上下47.3cm、左右45.2cm、厚さ撞座1.3cm、表面0.8cm

旧末寺

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日蓮宗は昭和16年に本末を解体したため、現在では、旧本山、旧末寺と呼びならわしている。

  • 中正院(尼崎市寺町)塔頭
  • 覺智山本妙院(神戸市中央区野崎通)
  • 三光山法泉院(丹波市山南町大河)

所在地

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  • 〒660-0867 兵庫県尼崎市寺町10

交通アクセス

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関連項目

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外部リンク

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