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長谷循環バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長谷循環バスの車両
日野・リエッセ
(2006年11月、高遠駅にて)
長谷循環バスの起終点となる高遠駅
ジェイアールバス関東自動車駅

長谷循環バス(はせじゅんかんバス)は、長野県伊那市が運行するコミュニティバスである。ジェイアールバス関東伊那支店)へ運行を委託している。

なお本項では、伊那市が季節運行する南アルプス林道バス(みなみアルプスりんどうバス)についても、併せて記述する。

概要

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伊那市ではかつて、旧長谷村が運行していた自治体バス長谷村営バス」を引き継ぐ形で「伊那市営バス」(南アルプス林道バス)を運行していたが、のちに[いつ?]廃止された。

2022年現在、伊那市は旧高遠町域・長谷村域において、「長谷循環バス[1]」および、南アルプススーパー林道を季節運行する「南アルプス林道バス[2]」を運行している。

長谷循環バス

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  • 2019年4月1日より「食彩館・いろは堂薬局前」と「道の駅南アルプスむら長谷」の停留所を新設。「伊那里」と「入野谷」を統合し「市野瀬公民館」の停留所を新設。
  • 2021年4月1日より長谷循環バスの運行区間を高遠駅 - 杉島公民館・ざんざ亭前間に短縮の上(杉島公民館・ざんざ亭前 - 岩入間を廃止)、土曜・日曜・祝日に運行する全ての便と平日の一部の便の運行を終了し「ぐるっとタクシー」に切り替えた。ジェイアールバス関東中央道支店(当時)でも新たに同タクシーの運行に参入した。これに伴い、同年10月1日より長谷循環バスの運行本数を削減した。
  • 長谷循環バスの減便により、伊那市は2022年度から、昼間の空き時間に長谷循環バスの車両を移動市役所として運用する「モバイル市役所 もーば」の専用車両(日野・ポンチョ)を導入、同年4月4日にお披露目した。これは伊那市が「行政MaaS」として日本初となる路線バスを使用した行政サービスを提供するもので、免許返納した高齢者など市役所へ行くことが困難な交通弱者支援としてサービス開始した[3]

現行路線

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2022年現在。主要停留所のみ記載[1]

南アルプス林道バス

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  • 6月中旬から11月中旬までの季節運行[2]。時季により運行時刻が異なる[2]
  • 運行は、南アルプス林道バス営業所(伊那市長谷黒河内1847-2)が行い[2]、同営業所が保有する営業用車両(緑ナンバー)を使用する[5]
  • 車両は、日野・リエッセ三菱ふそう・ローザで運行。

現行路線

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2022年現在。全停留所を記載[2]

長谷村営バス時代の車両

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脚注

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注釈

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  1. ^ 伊那市立長谷小学校
  2. ^ 介護予防拠点施設 溝友館。

出典

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  1. ^ a b c d 長谷循環バス 伊那市、2022年4月1日更新、2022年6月26日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 2022年(令和4年)南アルプス林道バス 伊那市、2022年6月15日更新、2022年6月26日閲覧。
  3. ^ 全国初 路線バスで窓口業務 長野県伊那市が「モバイル市役所」 長野日報、2022年4月5日付、全国郷土紙連合、2022年6月26日閲覧。
  4. ^ a b 仙流荘 伊那市観光協会
  5. ^ 南ア林道バス 3年ぶり通常ルートで運行開始 長野日報Web、2022年4月26日、2022年6月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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