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長崎電気軌道5000形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長崎電気軌道5000形電車
長崎電気軌道5001号
基本情報
製造所 アルナ車両
主要諸元
軌間 1,435 mm
電気方式 直流 600 V
最高運転速度 40 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 4.6 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
車両定員 73(27)人
車両重量 22t
全長 16,300 mm
全幅 2,300 mm
全高 3,740*1 mm
車体高 3,260[3] mm
台車 ボルスタレス台車
住友金属工業製 SS10[1][2]
主電動機 東洋電機製造
かご形三相誘導電動機
TDK6407-A1[1]
主電動機出力 85kW×2
駆動方式 車体装架カルダン駆動方式
制御装置 東芝製 C-PCU装置*2
SVF087-B0
制動装置 電気指令式空気ブレーキ回生発電ブレーキ、保安ブレーキ
保安装置 デッドマン装置
備考 *1 パンタグラフ折りたたみ高さ
*2 IGBT-VVVFインバータ静止形インバータ一体型
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長崎電気軌道5000形電車(ながさきでんききどう5000がたでんしゃ)は、2011年平成23年)より製造されている長崎電気軌道路面電車である。

概要

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3000形に続く2形式目の超低床電車として登場した。アルナ車両が開発したリトルダンサーのUaタイプ[4]で、両端のA車とB車に台車を1台ずつ設置し、中間のC車をフローティング車体とした3車体2台車の構造となっている[5]。全長は3000形より1.2メートル長い16.3メートル[5]で、幅は2.3メートル[5]。座席数は3000形より1名分減っているが、定員は10名増え73名となっている[5]。最小通路幅も3000形より8センチメートル拡大されている[5]。床面高さは入口部35cm、低床部38cm、通路部48cmといずれも3000形と同じだが[3]、車内傾斜が緩やかになっている[3]。5001号の車両価格は2億3,000万円。

2011年(平成23年)2月15日に5001号が営業運転を開始[6]したのを皮切りに、2012年1月には5002号が、2019年3月には5003号が運用を開始し、2023年現在は3編成が在籍する。なお、5003号は長崎電気軌道初のLED行先表示器を備えた車両である(後に5001号・5002号もLED式行先表示器に交換)。

脚注

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  1. ^ a b 主要諸元表 (PDF) - 長崎電気軌道公式ウェブサイト
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル No.852 2011年8月臨時増刊号【特集】路面電車』 260頁。
  3. ^ a b c 鉄道ファン』2011年4月号、122-123頁。
  4. ^ 鉄道ジャーナル』2011年4月号、147頁。
  5. ^ a b c d e 新型超低床車両5000形 - 長崎電気軌道公式サイト
  6. ^ 7年ぶり新型車両 長崎電気軌道 超低床「5000形」発車、2011年2月16日

外部リンク

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