鏡の中のモンスター
鏡の中のモンスター(Monster in The Mirror)は、PBSのテレビ番組「セサミストリート」のマペットキャラクターであるグローバーが歌った挿入歌である。この曲の作詞はノーマン・スティールズ、クリストファー・サーフは作詞・作曲を担当した。
1989年にはこの曲の著作権が取得され、第2689話『Fire at 123, part 1』(アメリカ放送日:1990年2月22日)で初めて放送された[1][2]。
この曲のミュージックビデオは、ローラ・ディ・トラーパニが監督、ジム・ブラッシュフィールドが制作をし[3]、1993年の特別番組『セントラルパークでシング・シング・シング(Sesame Street: 25 Wonderful Years)』で放送され、1994年の特別番組『セサミストリート危機一髪(Sesame Street's All-Star 25th Birthday: Stars and Street Forever)』でも放送された[4]。
この曲を収録した音楽CD『プラチナム・オールタイム・フェイバリッツ(Sesame Street: Platinum All-Time Favorites)』が1995年8月22日に発売された[2][注釈 1]。
2017年にはYoutubeにてアニメーションバージョンのミュージック・ビデオも公開された。ミュージックビデオの中では、グローバーが『朝起きて鏡を見たとき、モンスターが出ても怖がらずにみんなでワバワバしよう!』という内容がつまっている。このコーナーの映像としては、モンスターだけのバージョン(第2689話)と有名人バージョン(第2835話)が存在する。
歌唱
[編集]曲名 | 原題 | 担当歌手・パペティア 日本語吹き替え |
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鏡の中のモンスター | Monster in The Mirror | グローバー(フランク・オズ) NHK教育版 落合弘治(レギュラー版) |
日本では、1998年4月19日放送の第3529話『ピエロが怖い』のセグメント(コーナー)でこの曲の有名人バージョンが日本語吹き替えで放送されていたが、スペシャル版では日本語字幕で放送されていた。ただし、ザ・シンプソンズの声優は異なり、ホーマー役の大平透、マージ役の一城みゆ希、バート役の堀絢子、リサ役の神代知衣は出演されておらず、別の声優が担当されていた。ちなみにリサ役の神代知衣は、セサミストリートのスペシャル版でベビー・ナターシャの声を演じたことがある。
参加された有名人とキャラクター
[編集]ゲスト俳優[5] | 吹き替え声優[注釈 2] |
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ロビン・ウィリアムズ[6] | 大川透 |
キャンディス・バーゲン[6] | ? |
ウーピー・ゴールドバーグ[6] | 小宮和枝 |
ジュリア・ロバーツ[6] | 勝生真沙子 |
ザ・シンプソンズのシンプソン一家 ホーマー(ダン・カステラネタ) マージ(ジュリー・カブナー) バート(ナンシー・カートライト) リサ(イヤードリ・スミス) マギー(歌わず)[6][注釈 3] |
大川透(ホーマー) 滝沢ロコ(マージ) 亀井芳子(バート) 玉川紗己子(リサ) |
レイ・チャールズ[7] | 玄田哲章 |
チャビー・チェッカー[1] | ? |
タイン・デイリー[1] | ? |
ボー・ジャクソン[1] | ? |
グレン・クローズ[8] | ? |
ルー・ダイアモンド・フィリップス[8] | ? |
マルコム・ジャマル・ワーナー[8] | ? |
ジェフ・ゴールドブラム[8] | ? |
ジーナ・デイビス[8] | ? |
トレイシー・ウルマン[8] | ? |
ティム・ロビンス[8] | ? |
カディーム・ハドソン[8] | ? |
ジェフ・L・スミス[8] | ? |
ロバート・マクニール[8] | ? |
シャーレイン・ハンター・ゴールト[8] | ? |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 日本盤としては日本コロムビアから2009年3月18日に発売された。
- ^ ゲスト俳優の吹き替えは殆ど不明、堀越真己、滝沢ロコ、玉川砂記子(旧名:玉川紗己子)も担当しており、大川透と落合弘治と玄田哲章もこの吹き替え版に参加している。なお、専属声優も歌ったことがあり、初起用の声優も含んでいる。真殿光昭も参加しているかは不明だが、カメオ出演の関係により日本語版エンディングには表記されていない。
- ^ マージ、リサ、マギーは歌の担当、ホーマーとバートは歌・台詞も担当
出典
[編集]- ^ a b c d Jackson, Bo; Schaap, Dick (1990). Bo Knows Bo, Autobiography of a Ballplayer. New York: Doubleday. ISBN 978-0-385-41620-7 2018年12月29日閲覧。
- ^ a b Guensberg, Carol (2015年3月27日). “From Silly to Somber, New Sounds Added to America’s Audio Registry”. Voice of America. オリジナルの2018年12月30日時点におけるアーカイブ。 2018年12月30日閲覧。
- ^ “More Than the Muppets Sesame Street's Independent Edge”. The Oregonian. (1990年7月20日). オリジナルの2018年12月29日時点におけるアーカイブ。 2018年12月29日閲覧。
- ^ “Big Bird's birthday party, gems to be featured on NETV”. Lincoln Journal Star. (1991年3月10日). オリジナルの2018年12月30日時点におけるアーカイブ。 2018年12月30日閲覧。
- ^ “'Big Bird's Birthday,' Bullwinkle Special Sure to Amuse the Young, Young at”. The Star-Ledger. (1991年3月13日). オリジナルの2018年12月29日時点におけるアーカイブ。 2018年12月29日閲覧。
- ^ a b c d e Solimine, Donna (1996年11月15日). “Films for the 'Sesame' Generation”. The Record. オリジナルの2018年12月29日時点におけるアーカイブ。 2018年12月29日閲覧。
- ^ Zurawik, David (1996年11月17日). “'Street' Wise For 27 years, there's been a warm place in the hearts of children and parents for "Seaame Street.' Let's take a sunny day stroll.”. Los Angeles Times. オリジナルの2018年12月29日時点におけるアーカイブ。 2018年12月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “Sesame Street continues despite traggic loss”. The Winona Times. (1990年11月1日). オリジナルの2018年12月30日時点におけるアーカイブ。 2018年12月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Official video - YouTube (1991年版『鏡の中のモンスター』)
- Official video - YouTube (2017年に公開された『アニメ版: 鏡の中のモンスター』)