コンテンツにスキップ

鈴木明男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鈴木明男(すずきあきお、愛称:あきおちゃん、1952年6月10日 - )は、日本サックスプレイヤー。各著名人のバックバンド、時にはプロデューサーとして日本を拠点とし、古き良きJAZZを今もなお奏で続ける日本を代表するサックスプレイヤーの一人。

静岡県出身。血液型はA型。様々なアーティストと共に活動を続け、毎年6月は東京‐目黒 ブルースアレイ・ジャパン[1]にて自身開催のバースデーLIVEを行っている。

人物

[編集]
鈴木 明男 Akio Suzuki
基本情報
生誕 (1952-06-10) 1952年6月10日(72歳)
出身地 日本の旗 日本 静岡県
学歴 国立音楽大学
ジャンル JAZZ、J‐POP、
職業 サックス奏者 Saxophonist
担当楽器 サックス、フルート、
公式サイト

http://www.akiochan.net/e-walker/wordpress/

https://www.instagram.com/akiochanda/

静岡生まれ。

幼少時よりオルガンやギターなどに触れ, 小学校高学年から鼓笛隊で縦笛・小太鼓を演奏。中学のとき吹奏楽部でALTO SAXを始める。高校時代には指揮も経験。

1970年国立音楽大学入学と同時に上京。在学中から森進一などのツアーで活動する他、都内のJAZZ喫茶などで池田良夫,向井茂春BANDで演奏を始める。

1974年にデビューをした「HERO」「安奈」で人気を誇る日本ロックバンド甲斐よしひろによる「甲斐バンド(かいバンド)」を、サックスでサポートする。

1975年に柳ジョージを中心に結成された、日本のロック及びR&Bバンド。「柳ジョージ&レイニーウッド」のメンバーとして1979年よりサックスを担当。当時のワンカップ大関のCM出演[2]も行う。

1978年に17歳で「オリビアを聴きながら」でデビューを果たした杏里のバンドメンバーとしてサックスを担当し、現在も活動を継続中。

1985年頃には、萩原健一井上堯之らと共にアンドレ・マルロー・バンドのメンバーとしてサックスを担当し、活動をした。

1995年には、舞台ハムレット」(主演:麻美れい) の音楽監督を務めた。

1998年より、5オクターヴの音域を持つ、今では日本のみならずアジアを代表する歌手Misiaの1st デビューシングル 「つつみこむように…」から専属サックスプレイヤーとして現在も活動中[要出典]。Liveでは毎度お馴染みMisiaからのメンバー紹介にて「明男ちゃーん‼」という呼びかけから、Misiaファンからも”あきおちゃん”として長く愛され親しまれている。

2003年には、かねてよりサポートを続けていた萩原健一の「夜ごと悩ましい海の夜に」(2003年10月29日発売)[3]の作曲も手掛けた。

2008年には、自身初のリーダーアルバム「I'll Miss You[4]」を発表。現在は、ソロ活動の他、エリック宮城EMビッグバンド[要出典]柳ジョージの亡き今も、レイニーウッドとしても幅広く活躍を続けている。


参加作品

[編集]

1985年 - アンドレ・マルロー・バンドを従えた、よみうりランドEASTでのLIVEを収録。

1990年 - ドラマ「世にも奇妙な物語」(フジテレビ) サックスを担当。(音楽・本間勇輔

1993年 - アニメ「ジャングルの王者ターちゃん」挿入歌 サックスを担当。

1994年 - 「警部補 古畑任三郎 サウンドトラック」サックスを担当。(音楽:本間勇輔

1994年 - 織田裕二 9枚目のシングル「OVER THE TROUBLE」ドラマ「お金がない」(フジテレビ)主題歌 サックスを担当。

2000年 - SMAPの32枚目のシングルらいおんハート」のカップリング曲「オレンジ」のサックスを担当。

2004年 - ジャズシンガーとしてアルバム「Coco d'Or (アルバム)」をリリースしたSPEEDhiroのプロデュースとサックスを担当。hiro初の試みとなるこの新たなデビューは、JAZZ界のファンにも一定の評価[5]を得ている。プロモーションビデオ[6]にも出演。

2005年 - テレビドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で共演した亀梨和也 (KAT-TUN) と山下智久 (当時NEWS) による期間限定ユニット・修二と彰の最初のシングル「青春アミーゴ」のサックスを担当。

2006年 - NEWSの5枚目のシングルサヤエンドウ/裸足のシンデレラボーイ』(2006年3月15日発売)のサヤエンドウのサックスを担当。

2015年 - 『萩原健一 '85 ANDREE MARLRAU LIVE』[7]アンドレ・マルロー・バンドのメンバーとして参加。(2015年05月13日発売)

代表作品

[編集]

1983年 - 杏里による13枚目のシングルCAT'S EYE(1983年8月5日発売)LIVE映像参照[8]

1983年 - 杏里による14枚目のシングル悲しみがとまらない」(1983年11月5日発売)LIVE映像参照[9]

1998年 - Misiaによるデビューシングル「つつみ込むように…」(1998年2月21日発売) LIVE映像参照[10]

2000年 - MISIAによる7枚目のシングルEverything」(2000年10月25日発売) ※フルート演奏

2013年 - MISIAによる29枚目のシングル幸せをフォーエバー」(2013年9月4日発売)※フルート演奏 LIVE映像参照[11]

2018年 - MISIAによる35作目のシングルアイノカタチ」(2018年8月22日発売)※フルート演奏 LIVE映像参照[12]

その他、

関わってきた主なアーティスト

萩原健一沢田研二井上堯之柳ジョージ甲斐よしひろ南佳孝河合奈保子西城秀樹杏里松田聖子森公美子知念里奈柳葉敏郎高橋まりこ西田ひかる広瀬香美、Carlos J.Saldana、FolderHiro(元Speed)、エリック宮城MISIA、他多数。

出演

[編集]

1980年 - ワンカップ大関のCM出演[2]

2005年 - 「柳ジョージ&レイニーウッド 24年目の祭り」[13](2005年4月23日横浜・神奈川県民ホール)

2011年 - 佐藤製薬 リングルアイビー CM[14]出演

2018年 - レコード大賞では、最優秀歌唱賞を受賞したMisiaと共にサックスで出演

    - A STUDIO 水曜日のカンパネラのサックスで出演

    - 題名のない音楽会 エリック宮城EMとしてサックスで出演

    - 第69回 紅白歌合戦(NHK) Misia サックスで出演。

    「アイのカタチ」はフルートを演奏し「つつみ込むように...」ではお馴染みのサックスを披露。

2022年 TOKYO MUSIC SHOW(INTER FM)ラジオ出演

2023年 - ミュージックステーション出演 杏里のバックバンドとしてサックスを演奏

    - ベストアーティスト(日本テレビ) Misiaのバックでサックスを演奏。北海道真駒内にてLIVEからの生配信で出演。

    -「発表!今年イチバン聴いた歌 年間ミュージックアワード2023」Misiaのバックで出演

    - 第74回 紅白歌合戦(NHK)では紅組のMISIAがオオトリを飾り、サックスで出演



脚注

[編集]
  1. ^ BLUES ALLEY JAPAN Restaurant Bar & Live”. www.bluesalley.co.jp. 2024年11月17日閲覧。
  2. ^ a b callfromthepast (2007-11-13), ワンカップ大関CM 80年代, https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=9ZfWIgZjEd0 2024年11月17日閲覧。 
  3. ^ 夜ごと悩ましい夜の海に/萩原健一 収録アルバム『Shining With You (2017 Remaster)』 試聴・音楽ダウンロード 【mysound】”. mysound. 2024年11月17日閲覧。
  4. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “I'll Miss You”. HMV&BOOKS online. 2024年11月17日閲覧。
  5. ^ POPSがJAZZの垣根を越えた瞬間。SPEEDのhiroによるJAZZプロジェクトCocod'Orの2004年作『Cocod'Or 1』”. musica-terra.com. 2024年11月17日閲覧。
  6. ^ SSS1007 (2009-02-16), hiro cdp HD対応版 - &fmt=22, https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=8vo9jD9rLjI 2024年11月17日閲覧。 
  7. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “萩原健一 '85 ANDREE MARLRAU LIVE”. HMV&BOOKS online. 2024年11月17日閲覧。
  8. ^ ANRI 杏里 Official (2020-05-22), 【期間限定】杏里 ANRI / Cat's Eye キャッツアイ(Live at Pacifico Yokohama) [Official], https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=452Nwis0rhE 2024年11月17日閲覧。 
  9. ^ ANRI 杏里 Official (2020-05-15), 【期間限定】杏里 ANRI / 悲しみがとまらない(Live at Pacifico Yokohama) [Official], https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=ycCwXR3HXC8 2024年11月17日閲覧。 
  10. ^ MISIA (2021-02-20), つつみ込むように… 〜23rd Anniversary Edition〜(Vocal track from THE TOUR OF MISIA 1999-2000), https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=-em3DKwXbd4 2024年11月17日閲覧。 
  11. ^ MISIA (2020-08-28), 幸せをフォーエバー(from 星空のライヴVII -15th Celebration- Hoshizora Symphony Orchestra Live Ver.), https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=TfZ551LJCkY 2024年11月17日閲覧。 
  12. ^ MISIA (2020-07-15), アイノカタチ feat.HIDE GReeeeN(from 平成武道館 LIFE IS GOING ON AND ON Live Ver.), https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=1lD3RSit348 2024年11月17日閲覧。 
  13. ^ 柳ジョージ&レイニーウッド 24年目の祭り – ミュージック・エア” (2017年9月15日). 2024年11月17日閲覧。
  14. ^ ひとむかしーえむ (2022-04-02), 菊川怜 : リングルアイビー (201105), https://www.youtube.com/watch?feature=shared&v=ZyjRINqhptg 2024年11月17日閲覧。