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鈴木慎太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鈴木慎太郎
東京8Rパドック(2024年4月27日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 愛知県
生年月日 (1978-12-19) 1978年12月19日(46歳)
所属団体 JRA
初免許年 2020年
経歴
所属 小西一男(2003年 - 2009年)
加藤征弘(2010年 - 2011年)
堀井雅広(2012年 - 2019年)
美浦T.C(2020年 - )
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鈴木 慎太郎(すずき しんたろう、1978年12月19日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) ・美浦トレーニングセンターに所属している調教師。元調教助手、元厩務員

来歴

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愛知県名古屋市出身。競馬のことは知りつつも、馬とは直接接する機会の無いまま育つが、20歳で訪れた北海道旅行の時に馬と出会い間近で見るサラブレッドの美しさに一目ぼれし、競馬の世界に飛び込む。2つの牧場に勤務した後、24歳の2003年1月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する[1]。牧場勤務時代は栗東・松下武士調教師一緒に働いていた[2]

2003年7月に美浦・小西一男厩舎で厩務員となり、すぐに調教厩務員となる。2010年1月に加藤征弘厩舎に移り調教厩務員、2011年1月に調教助手となる。11月に厩務員となったのち、2012年1月堀井雅広厩舎で調教助手となる。堀井厩舎ですぐに担当したアポロソニック2013年日本ダービー3着)がセントライト記念前に屈腱炎にて引退したことをきっかけに自分で管理した馬で大舞台に来たいと感じて調教師を意識する[2]

2019年12月、5回目の受験で調教師試験に合格[3]し、2020年に調教師免許を取得後は、5月までは堀井厩舎を手伝う[2]。その後、栗東の矢作芳人のもとへ面識はなかったが、同厩舎の調教助手を通じて研修の申し入れしたところを快諾。コントレイル神戸新聞杯の翌週からお世話になり、3冠達成当日も立ち会う[2]

2021年3月に開業。3月7日、中山2R・3歳未勝利にフレーゲルが初出走して7着。3月14日中京3R・3歳未勝利のカンタベリーマッハが延6頭目で初勝利を挙げる[要出典]

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2021年3月7日 2回中山4日2R 3歳未勝利 フレーゲル 16頭 10 7着
初勝利 2021年3月14日 2回中京2日3R 3歳未勝利 カンタベリーマッハ 16頭 7 1着
重賞初出走 2021年5月29日 3回中京7日11R 葵ステークス カンタベリーマッハ 17頭 16 15着
重賞初勝利
GI初出走
GI初勝利

主な管理馬

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エピソード

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  • 厩舎カラーは「子供の名前から青と緑」厩舎のロゴは「鈴は鈴木より。鈴の数は、馬、ファン、厩舎で3つ。蹄鉄の周りの縄は円=人の縁を大切にしていきたい」と語る[2]

脚注

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  1. ^ JRAの技術調教師とは? 美浦・鈴木慎太郎調教師の場合”. スポーツ報知 (2021年2月16日). 2024年4月6日閲覧。
  2. ^ a b c d e JRAの技術調教師とは? 美浦・鈴木慎太郎調教師の場合”. スポーツ報知 (2021年2月16日). 2024年4月6日閲覧。
  3. ^ 馬場良太 (2019年12月5日). “JRA調教師試験に四位洋文騎手ら8人が合格”. 競馬ヘッドライン. 2024年4月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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