金子マリ
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金子 マリ | |
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生誕 | 1954年12月1日(69歳) |
出身地 | 日本・東京都世田谷区下北沢 |
ジャンル | ロック |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 歌 |
活動期間 | 1972年 - |
共同作業者 |
Char 難波弘之 スモーキー・メディスン 金子マリ&バックスバニー Voice&Rhythm 5th Element will |
金子 マリ(かねこ マリ、本名:金子眞利(かねこ まり)、1954年12月1日 - )は、日本の歌手、ミュージシャン。東京都世田谷区下北沢出身。
元夫はドラマーのジョニー吉長(1999年離婚。離婚まで吉長が金子姓を名乗っていた)。2人の間の息子は、RIZEのドラマー金子ノブアキとベーシストのKenKen(金子賢輔)である。2007年放送のNHK「食彩浪漫」に出演、料理レシピを公開、2人の息子の子育てについても語った。歌手活動の他、家業の葬儀屋を継ぎ、1993年より三代目代表に就任した[2]。
経歴
[編集]- 1972年 - キャロルのライブでCharと出会い、バンド「スモーキー・メディスン」を結成。1974年解散。
- 1974年 - 難波弘之らとバンド「金子マリ&バックスバニー」を結成。
- 1975年 - 上田正樹と有山淳司『ぼちぼちいこか』で、"下北沢のマリちゃん"としてバックコーラスを務める。
- 1977年 - 金子マリ&バックスバニー名義で『ライヴ』を発表。マーヴィン・ゲイやジャニス・ジョプリンのカヴァーも収録。
- 1978年 - 有山淳司のアルバム『ありのままじゅんじ』で、"小田急小梅"としてバックコーラスを亀渕友香と共に務める。
- 1979年 - 桑名正博のシングル「セクシャルバイオレットNo.1」でバックコーラスを亀渕友香と共に務める。
- 1981年 - バンド「Voice&Rhythm」を結成。
- 1981年 - 加川良のシングル「ゴスペル -嘘でもいいから-[注釈 1]」(井上憲一プロデュース)でバックコーラスを亀淵友香とともに務める。
- 1983年 - Charと佐藤準をプロデューサーに迎え、初のソロアルバム『MARI FIRST』をリリース。
- 1987年 -米米CLUBのシングル「sure dance」にコーラスとして参加。
- 1988年 - RCサクセションのアルバム『COVERS』にゲスト参加。RCサクセションのツアーにも帯同。
- 1991年 - 米米CLUBのツアー「ANTI SHARISHARISM 右脳と左脳の恋物語」に数カ所でコーラスとして参加(ライブビデオでもその時の様子が収録されている)。また、同年発表のアルバム『K2C』、シングル「ひとすじになれない」にもコーラスで参加。
- 1992年 - バンド「MAMA」を結成。
- 金子マリ(Vo、A.G.、Cho.)、井上憲一(G、Cho.。ex?サンディー&ザ・サンセッツ。)、藤井裕(B、Cho.。ex-上田正樹とサウス・トゥ・サウス。)、松本照夫(D、Cho.。ex-ウエスト・ロード・ブルース・バンド。)、ロケット・マツ(Key.、Cho.)
- 1993年 - 吉田建をプロデューサーに迎え、2ndソロアルバム『JUST LOVE』をリリース。
- 1994年 - MAMAのデビュー・アルバム『Wie Pie』をリリース。
- 1995年 - 有賀啓雄をプロデューサーに迎え、3rdソロアルバム『River of Life』をリリース。
- 2005年 - バンド:金子マリpresents 「5th Element will」を結成
- 2006年 - 忌野清志郎、有山じゅんじ、高野寛、向井秀徳、佐野元春、浜崎貴司、木村充揮、矢野顕子、さだまさし、山路敦、Char、KenKen、金子ノブアキら豪華ゲストを迎え4thソロアルバム『B-ethics』をリリース。
- 2008年 - 2月にカバーアルバム『金子な理由』、12月に金子マリ渋谷毅名義で「MARI SINGS ALONG WITH SHIBUYA-SAN」をリリース。
- 2009年 - フラワーカンパニーズのコンピレーション・アルバム『深夜高速 -生きててよかったの集い-』に参加。
- 2014年 - 1月に『Mari Kaneko Presents 5th Element Will Featuring Kyoichi Kita』(5th Element Will+北京一〈きたきょういち〉)をリリース。
- 2015年 - DVD『MARI KANEKO 60th BIRTHDAY LIVE 金子な理由』をリリース。
- 2020年 - 野村義男のソロアルバム『440Hz with〈LIFE OF JOY〉』12曲目収録「レッツ・ラ・ゴォー!」にボーカルで参加。
現在:金子マリpresents「5th Element will」で活躍
- なお、「スモーキー・メディスン」や「金子マリ&バックスバニー」はイベントなどで再結成されている。
ディスコグラフィ
[編集]金子マリ&バックスバニー名義
[編集]シングル
[編集]発売日 | 面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 規格 | 規格品番 |
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CBSソニー | ||||||
1976年 | A | あるとき | 金子眞利
谷口康清 |
鳴瀬喜博 | EP | 06SH4 |
B | 夕焼けの詩(西岸良平に捧ぐ) | 金子眞利 |
アルバム
[編集]- MARI & Bux Bunny(1976年)
- ライブ We Got To(1977年)
- Shoot the moon(1978年)
- The Super-natural(1979年)
- アルバム・コンプリート・ボックス(CD 4枚組限定品)(2017年)
- 「MARI & BUX BUNY」「The Super Natural」は初のCD化[3]
金子マリ名義
[編集]アルバム
[編集]- MARI FIRST(1983年9月、バップレコード、30121-28)- 2004年にデジタル・リマスター盤・紙ジャケット仕様で再発。
- JUST LOVE(1993年)
- River of Life(1995年)
- B-ethics(2006年)
- 金子な理由(2008年)
- MARI SINGS ALONG WITH SHIBUYA SAN(2008年)
- Mari Kaneko Presents 5th Element Will Featuring Kyoichi Kita(2014年)
The Voice & Rhythm名義
[編集]アルバム
[編集]- ボイスればリズムる!!(1983年)
MAMA名義
[編集]アルバム
[編集]- Wie Pie(1994年6月、江戸屋レコード、EDCR-709)
映像作品
[編集]- MARI KANEKO 60th BIRTHDAY LIVE 金子な理由(2015年)
- 金子マリ & BUX BUNNY 2017.3.16『アルバムコンプリート・ボックス』発売記念LIVE~そして長い旅~ オンデマンド(DVD-R) (2017年)
- 下北沢GARDENにて開催された発売記念ライブをDVD化
- オリジナルメンバー、”SPECIAL GUEST DRUMMER”古田たかし、金子ノブアキ(RIZE)が参加。 ノーカットMCを含む139分収録
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 加川良『プロポーズ』(2010年10月再発、GREENWOOD、GRCL-6008)のボーナストラック、#9として聞くことが出来る。
出典
[編集]- ^ 「ニューミュージックスター年鑑」『mimi』1977年3月号、講談社、67頁。
- ^ 金子総本店とは(代表者 金子マリ ご挨拶) - 金子総本店
- ^ “SHINKO MUSIC RECORDS”. 2018年7月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 金子マリ・オフィシャルサイト
- 金子マリ (@rakutenmei) - X(旧Twitter)
- 金子マリ「金子な予定」 (kanekonamari) - Facebook
- 金子マリ & バックスバニー - 記憶の記録 LIBRARY
- “下北のジャニス”が風の吹かない時代に唄う歌の道標 金子マリ インタビュー - Rooftop