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野村興児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野村 興兒
のむら こうじ
生年月日 (1944-07-29) 1944年7月29日(80歳)
出身校 京都大学経済学部経済学科卒業
所属政党 無所属
称号 旭日中綬章

萩市旗 萩市長(新)
当選回数 3回
在任期間 2005年3月27日 - 2017年3月26日

萩市旗 萩市長(旧)
当選回数 3回
在任期間 1993年 - 2005年
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野村 興兒(のむら こうじ、1944年昭和19年)7月29日[1] - )は、日本の政治家、元大蔵官僚山口県萩市長を新旧合わせて6期務めた。

2018年4月に至誠館大学の学長に就任[2]

来歴

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山口県萩市出身。河村建夫山口県立萩高等学校の2年先輩。

1967年京都大学経済学部経済学科を卒業し、同年大蔵省に入省。主計局調査課に配属。同期に伏屋和彦黒田東彦(日銀総裁)、山口公生(銀行局長)などがいる。

略歴

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  • 1967年(昭和42年)
  • 1968年(昭和43年)8月 - 大阪国税局調査部
  • 1969年(昭和44年)10月 - 大臣官房調査企画課
  • 1971年(昭和46年)7月 - 大臣官房調査企画課地方経済調査係長[3]
  • 1972年(昭和47年)7月 - 鳥取税務署長
  • 1973年(昭和48年)7月 - 国税庁長官官房人事課長補佐
  • 1975年(昭和50年)9月 - ハーバード大学ロースクール留学
  • 1976年(昭和51年)7月 - 東京国税局総務部総務課長
  • 1979年(昭和54年)7月 - 主計局主計官補佐(司法・警察係主査
  • 1981年(昭和56年)7月 - 大臣官房企画官兼大臣官房調査企画課[4]
  • 1983年(昭和58年)6月 - 大阪国税局査察部長
  • 1987年(昭和62年)8月 - 主税局税制第3課長
  • 1989年(平成元年)6月 - 主税局税制第2課長
  • 1990年(平成2年)6月 - 国税庁長官官房総務課長
  • 1991年(平成3年)6月 - 福岡国税局長
  • 1992年(平成4年)6月 - 国税庁調査査察部長
  • 1993年(平成5年)10月 - 小池春光市長の死去に伴う山口県萩市長選挙に立候補、初当選。
  • 1997年(平成9年)- 山口県萩市長選挙に立候補、再選。
  • 2001年(平成13年)- 萩市長選挙に立候補、3選。
  • 2005年(平成17年)- 新設合併に伴う萩市長選挙に立候補、当選(旧市から通算4選)。
  • 2009年(平成21年)- 萩市長選挙に立候補、再選(旧市から通算5選)。
  • 2013年(平成25年)3月 - 萩市長選挙に立候補、3選(旧市から通算6選)[5]
  • 2017年(平成29年)
  • 2018年(平成30年)
    • 4月 - 至誠館大学学長就任[2]
    • 5月23日 - 至誠館大学に吉田松陰研究所を開設、所長に就任。副所長は広島大学名誉教授の三宅紹宣氏[7]
  • 2019年(令和元年) - 春の叙勲で旭日中綬章を受章[8]

脚注

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  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、356頁。
  2. ^ a b c 至誠館大、新学長に野村氏 前は萩市長4月から4年”. 山口新聞. 2018年2月3日閲覧。
  3. ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1972年発行、487頁
  4. ^ 『大蔵省名鑑 1990年版』時評社、1990年3月発行、61頁
  5. ^ “萩市長選 野村氏3選果たす 「全身全霊で頑張る」/山口”. 毎日新聞. (2013年3月25日). http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20130325ddlk35010221000c.html 2013年3月31日閲覧。 
  6. ^ “萩市長選挙の結果について/萩市選挙管理委員会 2017年3月19日”. http://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/82/h10211.html 
  7. ^ 日本放送協会. “「吉田松陰研究所」開設|NHK 山口県のニュース”. NHK NEWS WEB. http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20180523/4060000417.html 2018年5月24日閲覧。 
  8. ^ 『官報』号外第14号、2019年(令和元年)5月21日
公職
先代
塩田薫範
日本の旗 国税庁福岡国税局
1991年 - 1992年
次代
内野正昭
先代
小池春光
萩市旗山口県萩市長
1993年 - 2017年
次代
藤道健二