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野村章恒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

野村 章恒(のむら あきちか、1902年2月28日 - 1985年3月13日[1])は、日本の精神科医

1902年高知県生まれ。1909年栃木県へ転居。旧制栃木県立栃木中学校を経て、1928年東京慈恵会医科大学卒業。東京帝国大学医学部松沢病院勤務、35年藤沢病院長。38年「心因性精神病殊に拘禁性精神病に関する臨床的知見」で東京帝国大学医学博士。42年根岸国立病院副院長、57年東京慈恵会医科大学教授、67年退任。森田療法を研究、雑誌『神経質』の編集に従事した。別名・野村章吾[2]

著書

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  • 『随筆精神病理解剖』三省堂 1942
  • アラン・ポオ 精神病理解剖の立場から』福村書店 1949
  • 『ノイローゼの治療と現代生活』日本教文社 1958
  • 『エドガア・アラン・ポオ 芸術と病理』金剛出版新社 パトグラフィ双書 1969
  • 『図説ポオのイメージと回想』編著 金剛出版 1974
  • 森田正馬評伝』白揚社 1974
  • 『パトグラフィ研究 文学と精神医学との間』金剛出版 1981
記念論集
  • 『野村章恒教授定年退職記念論文集』東京慈恵会医科大学精神神経科教室 1967

論文

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脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『森田正馬評伝』著者紹介