コンテンツにスキップ

野与党

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

野与党(のよとう)は、武蔵七党の1つで、平安時代後期から鎌倉時代にかけて、武蔵国埼玉郡(現・加須市付近)の野与庄を中心に勢力のあった武士団である。足立郡比企郡などにも同族がいた。桓武平氏平忠常の子・胤宗の子の基宗を祖とするとされている。一族は、23家に分かれている。

野与党の諸氏

[編集]

系図

[編集]

系図

[編集]
 平高望
  ┃
 良文
  ┃
 忠頼
  ┃
 忠常
  ┃
 胤宗
  ┃
 基宗
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
野与基永                          村山頼任
  ┣━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┓(村山党へ)
 行基             道智頼意       大蔵經長 
  ┣━━━━━━┳━━━━┓   ┃          ┣━━━┓
多名長綱   鬼窪定綱 菅間弘光 頼基(有賀頼基)   行長 渋江經遠
  ┣━━━┓           ┣━━━━┳━━━┓(大蔵氏へ)
金平長光 忠光          直基 多賀谷光基 季頼 
              (道智氏へ)(多賀谷氏へ)

関連項目

[編集]