里見直
表示
里見 直(さとみ ただし、1970年5月18日 - )は日本の脚本家、ゲームシナリオライター。
概要
[編集]アトラスで『ペルソナ』シリーズの1作目(異聞録)と2作目のシナリオ・キャラクター設定・世界観設定を担当していた。『DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー』シリーズでもシナリオを担当。アトラス退社後は『ブレイブストーリー 新たなる旅人』や『Caligula -カリギュラ-』といったゲームのシナリオを担当している。インタビューによれば、ほかにも別名義で乙女ゲームやブラウザゲームのシナリオ、ゲームのノベライズ、ボカロ小説も手掛けているという。[1]
シナリオ担当
[編集]- 1996年 女神異聞録ペルソナ(アトラス)
- 1999年 ペルソナ2 罪(アトラス)
- 2000年 ペルソナ2 罰(アトラス)
- 2004年 DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー(シナリオ原案:五代ゆう)(アトラス)
- 2005年 DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー2(シナリオ原案:五代ゆう)(アトラス)
- 2006年 ブレイブ ストーリー 新たなる旅人(開発:ゲームリパブリック、発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント)
- 2007年 FolksSoul -失われた伝承-(開発:ゲームリパブリック、発売:ソニー・コンピュータエンタテインメント)※ゲームデザインスーパーバイザーを担当
- 2010年 CLASH OF THE TITANS:タイタンの戦い(開発:ゲームリパブリック、発売:バンダイナムコゲームス)
- 2011年 Knights Contract(開発:ゲームリパブリック、発売:バンダイナムコゲームス)
- 2011年 PSP版PERSONA2 罪 ダウンロードクエスト「暗影I」「暗影II」「暗影III」(アトラス)
- 2011年 忍道2 散華(開発:アクワイア、発売:スパイク)
- 2012年 PSP版PERSONA2 罰 追加シナリオ(アトラス)
- 2016年 Caligula -カリギュラ-(フリュー)
- 2018年 Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ-(フリュー)
- 2019年 錬神のアストラル(エヌ・シー・ジャパン)[1]
- 2021年 D_CIDE TRAUMEREI(サムザップ、ドリコム、ブシロード)
- 2022年 百英雄伝 ライジング(505 Games、Rabbit&Bear Studios)
他[2]。
備考
[編集]- 『アバタール・チューナー』の登場人物サーフとヒートを主人公とした短編小説『That's catch 22』を執筆し、メディアワークスの攻略本[3]に前編・後編が収録された。
- 『女神異聞録ペルソナ』、『ペルソナ2 罪・罰』には自身をモチーフにしたキャラ「ただしくん」が登場し、更にマツモトキヨシのパロディである「サトミタダシ」なる薬局がある。
- 内田有紀のファンで内田有紀をモデルにしたキャラ「たまきちゃん」と、自身をモデルにしたキャラが両思いであるという設定をゲーム上で行い、ファンからクレームがきたと『ペルソナ』のファンブックで語る。
脚注
[編集]- ^ a b 異色の戦略系 落ち物デッキバトル『錬神のアストラル』配信記念インタビュー。里見直氏ら豪華クリエイター3名が世界観づくりに込めた「遊び心」とは(第2回) | AUTOMATON
- ^ “クリエイターコメント:里見直(シナリオ)編”. フリュー (2016年3月30日). 2016年9月26日閲覧。
- ^ 『DIGITAL DEVIL SAGA アバタールチューナー ザ・マスターガイド I』、『同 II』(2004年7月、8月)メディアワークス ISBN 4-8402-2775-6、ISBN 4-8402-2800-0