コンテンツにスキップ

酒井健作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

酒井 健作(さかい けんさく)は、バラエティ番組を中心に活動する日本放送作家ロコモーション所属。

概要

[編集]

人物

[編集]

おたく文化、とりわけ1980年代ホビーには造詣が深く、とくに『ビックリマン』においては歴代シールを全て収集するほどの熱烈なコレクターである。

2000年10月11日にフジテレビ721(現・フジテレビTWO ドラマ・アニメ)で放送された『チャンネル北野・ビックリマンシールを集める男』では、酒井自身が日本中を駆け巡り、当時まだ手にしていなかったヘッドシールの残り50枚を集めるというドキュメンタリータッチのバラエティ番組に出演。50枚で39万9,162円を使い全477枚全てを入手することに成功した。この番組などが評価され、翌年発売された『ビックリマン超元祖32弾』以降、ビックリマンシールの制作に携わることになる。また『スペシャルセレクション』の監修も担当。2008年8月5日に放送された『GO!GO!アッキーナ』では「アッキーナのビックリマンシール講座」の企画・構成を担当した。

キン消しなどキャラクター消しゴムにも造詣があり、お笑いコンビ・よゐこと共に『よゐことキンケシ 〜濱口が有野に全418体を紹介する企画〜』の企画・構成を担当している(2008年にDVD発売)。

来歴

[編集]

1990年代から、テリー伊藤が率いる制作会社ロコモーションに所属。下積み時代の最初の仕事は、テレビ東京浅草橋ヤング洋品店』に裏方のスタッフとして参加[1]

2002年に放送が開始された『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』をフジテレビの木村剛、塩谷亮と共に企画立案。月曜深夜の『月深』枠で話題となり、翌2003年7月、ゴールデンタイムに移る。その塩谷とは『エブナイ』や、後に立ち上げた『アイドリング!!!』でも共同している。

2003年放送開始の『ゲームセンターCX』では企画・構成を担当し、CS番組としては異例のヒット企画となる。また、アイドリング!!! (アイドルグループ)のいくつかの楽曲の作詞も手がけている。

2010年キングレコード大月俊倫の発注で『戦国鍋TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜』(tvk)の企画・全体構成を務めヒットを収める。

2011年には『戦国鍋TV』のヒットを受け、『ウルトラゾーン』の企画・全体構成を担当。同年テレビ東京系列のドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』(監督 福田雄一)にもブレーンとして参加している。

2012年テレビ東京で80年代にブームを巻き起こしたキョンシーをモチーフにしたドラマ『好好!キョンシーガール〜東京電視台戦記〜』の企画ブレーンとして参加。同年放送の『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』へ前作に引き続きブレーンとして参加。『バカリズム THE MOVIE』の企画・全体構成を担当した。

2013年、劇場公開作品『ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック』の脚本を手掛け、[テレビ東京ドラマ『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』では企画ブレーンとして参加。

2014年、フジテレビ『ウルトラ怪獣散歩』の脚本監修、テレビ東京ドラマ『アオイホノオ』(監督 福田雄一)のブレーンとして参加。

2016年、『勇者ヨシヒコと導かれし七人』にブレーンとして参加、円谷プロダクション製作の幻の作品を発掘する番組『EXまにあっくす』の企画・構成。

2017年TBSアニメ『"トミカハイパーシリーズ"トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』に構成協力として参加。まんだらけが発行するカタログ誌『まんだらけZENBU』に連載されている中島紳介『PUFFと怪獣倶楽部の時代』から着想を得て、ドラマ『怪獣倶楽部〜空想特撮青春記〜』を提案。企画・構成・脚本協力を務める。

2024年、テレビ東京・東映ビデオ・DММ製作よる特撮ドラマ『ウイングマン』に【企画・脚本監修】として参加

代表作

[編集]

近年の参加番組

[編集]

過去の担当番組

[編集]

ドラマ

[編集]

映画

[編集]

アニメ

[編集]

DVD

[編集]

作詞

[編集]
アイドリング!!!
9nine
テレビ東京
  • 「ナナナのナナナたいそう」[6]

脚注

[編集]