豊橋創造大学短期大学部
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豊橋創造大学短期大学部 | |
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豊橋創造大学短期大学部 | |
大学設置/創立 | 1983年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人藤ノ花学園 |
本部所在地 |
愛知県豊橋市牛川町松下20-1 北緯34度46分35.795秒 東経137度24分35.820秒 / 北緯34.77660972度 東経137.40995000度座標: 北緯34度46分35.795秒 東経137度24分35.820秒 / 北緯34.77660972度 東経137.40995000度 |
学生数 | 181 |
学部 |
キャリアプランニング科 幼児教育・保育科[注 1] |
研究科 | なし[注 2] |
ウェブサイト | http://www.sozo.ac.jp/ |
豊橋創造大学短期大学部(とよはしそうぞうだいがくたんきだいがくぶ、英語: Toyohashi SOZO Junior College)は、愛知県豊橋市牛川町松下20-1に本部を置く日本の私立大学。1983年創立、1983年大学設置。
概観
[編集]大学全体
[編集]- 愛知県豊橋市に所在する日本の私立短期大学で[注 3]、設置主体は学校法人藤ノ花学園[2]。
- 1983年に豊橋短期大学として2学科体制で開学[3]。1991年度より3学科体制となるも、1996年度より再び2学科体制となる。幼児教育・保育科とキャリアプランニング科,公務員別科で構成されている。
- 開学時は女子短大であったが、現在は幼児・教育保育科と公務員別科は共学、キャリアプランニング科は女子のみとなっている[4]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]教育および研究
[編集]キャリアプランニング科
[編集]- 学生自らが将来の進路に合わせて、その設計に必要な実務能力を身につけるための学科。「キャリア」つまり将来像を「プランニング」(設計)するという意味に由来する。
- 職業分野に対応した5モデル、3コースでカリキュラムの科目群を構成している。また、社会人・職業人としての基礎的な能力の修得のためにコース・モデルに関わりなく学べる就業力育成コアユニットを設けており、必修科目を修得すれば卒業時にビジネス実務士(全国大学実務教育協会)を取得できる[5]。コースと対応するモデルは次の通り[6]。
- 公務員コース
- 公務員モデル
- ビジネス・秘書コース
- オフィス秘書モデル
- 販売士モデル
- 国際・観光モデル
- 医療事務コース
- 医療事務モデル
幼児教育・保育科
[編集]- 保育の専門家を育てる学科。幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を取得できる[7]。
- 保育実習や教育実習のほか学園祭当日に地域の子どもたちを招いて人形劇や大型紙芝居などを実施したり、青い空コンサートを企画実行している。情報教育にも力を入れている。
学風および特色
[編集]- かつて、豊橋市をはじめとした東三河地方には、県内の他地方に比べて女子高等教育機関が少ないことから地元地域への女子短大設置を望む声が高まりつつあった。その要望に応えるべく学校法人藤ノ花学園が東三河地域の公共団体・民間団体・企業などの協力を得て設置したのが豊橋短期大学すなわち今日の豊橋創造大学短期大学部である。いわば、公私協力により設置された短大でもあるといえる。
前史(設置者)
[編集]- 1902年
- 4月 伊藤卯一、渥美郡豊橋町大字中八町(現・豊橋市八町通り3丁目)に豊橋裁縫女学校を創立
- 1927年
- 10月 文部大臣より財団法人として認可
- 1931年
- 9月 豊橋高等裁縫女学校と改称
- 1932年
- 9月 豊橋市老松町に移転(設置法人の本部所在地)
- 1935年
- 11月 豊橋高等家政女学校と改称(旧・実業学校令による認可)
- 1946年
- 3月 豊橋藤花高等女学校と改称(旧・高等女学校令による認可)
- 1948年
- 3月 学制改革により、豊橋藤花高等女学校を藤ノ花女子高等学校に改組
- 1951年
- 1983年
- 1983年
- 1986年
- 1991年
- 1992年
- 1993年
- 1995年
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 1999年
- 2000年
- 2002年
- 2003年
- 2005年
- 2007年
- 2009年
- 2014年
- 2018年
- 2019年
- 2020年
- 2022年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 愛知県豊橋市牛川町松下20-1
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]- 豊橋創造大学短期大学部のカレッジマークは「SOZO」となっており、「O」という文字が上部に飛び出し、下部には卵の黄身が描かれている形になっている。これは、既成の型にはまらず自由にチャレンジする姿勢を、下部にある卵の黄身は新たに何かを産出する学風を表現することを意味する[注 18]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]別科
[編集]- 公務員別科 入学定員20名[45]
過去にあった学科
[編集]- 秘書科→実務教育科→キャリアプランニング科
- 経営情報科 入学定員180名[注 19]
専攻科
[編集]取得可能資格
[編集]- 保育士資格と幼稚園教諭二種免許状が幼児教育・保育科にて取得できる。同学科では、指定科目の履修などにより、ピアヘルパー、認定絵本士、ネイチャーゲームリーダー、准学校心理士が取得できる[53]。
- その他、キャリアプランニング科では各ユニットからフードコーディネーター3級・訪問介護員2級・秘書検定や実用英語技能検定などの資格も取得できる。その他の資格については入学案内やホームページなどを参照にされたい。
研究
[編集]- 『豊橋短期大学研究紀要』[注釈 2]
文科省採択事業
[編集]- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 「食をテーマとした地域活性化 地域貢献を通した実践的教育」
- 大学教育・学生支援推進事業
- 「正課の授業と連携した総合的なキャリア教育支援(2009年度〜2010年度)[55]
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]学園祭
[編集]- 豊橋創造大学とともに毎年10月に「創造祭」を実施
大学関係者と組織
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 調理実習室
- 学生食堂・カフェテリア
- 多目的ホール
- アリーナ
- 大講義室
- 図書・情報センター
- 購買
- 学生用立体駐車場
対外関係
[編集]地域連携・産学官連携
[編集]- サーラグループと豊橋創造大学とともに「産学連携・協力に関する協定」を2007年に締結[56]。2022年には「学び共創LABO」プロジェクトで連携することを発表した[57]。
- 東三河地域および浜松地区に所在する大学・短期大学と東三河地域の公立高校との間で、2008年11月に東三河・浜松地区高大連携協議会を設置し、ラーニングフェスタなど高大連携事業を実施している[58]。
- 豊橋市,豊橋商工会議所および豊橋市内の高等教育機関5校(豊橋技術科学大学、愛知大学、豊橋創造大学、愛知大学短期大学部、豊橋創造大学短期大学部)間で「豊橋市・豊橋商工会議所・豊橋市内高等教育機関との包括連携・協力に関する協定」を2018年9月26日に締結した[59]。
- イオンモール株式会社と豊橋創造大学とともにイオンモール豊川に関して「産学連携協力に関する連携覚書」を2023年1月に締結した[60]。
系列校
[編集]卒業後の進路について
[編集]就職について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- 併設の豊橋創造大学を中心に進学者も存在する。
注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 出典“建学の精神/教育理念”. 豊橋創造大学. 2022年11月29日閲覧。。母体となった私立豊橋裁縫女学校(現・学校法人藤ノ花学園)の創設者伊藤卯一が、学校設立時に三河地方で盛んだった報徳運動の影響を受けて定めたとされる。
- ^ a b 出典[54]
- ^ a b 右記資料も参照のこと[13]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 女のみ
- ^ a b 出典[22]
補足
[編集]- ^ ほか学科も参照のこと。
- ^ 専攻科科も参照のこと。
- ^ 学校コード: F223310106932, 旧学校調査番号: 5463[1]
- ^ 現在の文部科学省。
- ^ 出典[10][11][12]
- ^ 出典[15][16]。昨年度の資料[17]及び本年度のそれ[18]も其々参照のこと。
- ^ 出典[20][21]
- ^ うち男52
- ^ 出典[26]。うち1回生 男165、女891[27]
- ^ うち男165
- ^ うち男208
- ^ 豊橋創造大学へ転換のため平成8年度より学生募集停止[29][30]。
- ^ うち女196
- ^ うち女90
- ^ 但し、幼児教育科のみ[38]
- ^ 令和3年度より学生募集停止[4]。
- ^ 出典[2][49]。
- ^ 右記資料にもカレッジマークあり[50]。
- ^ 最終募集となった1995年における体制[51]。
- ^ 出典[48]。1年課程。保育士養成の短期大学などを卒業生を対象とした介護のエキスパートを育てる課程。修業年限は昼間部1年制。福祉情報展などのイベントを開催していた。同窓生は「福祉の里[52]」として学習会等を実施している
- ^ 出典[45]。1年課程。「本学キャリアプランニング科を卒業した者で、診療情報管理士認定科目を履修している者」を受け入れていた。
出典
[編集]- ^ “文部科学省 学校コード:文部科学省”. 文部科学省ホームページ. 2022年11月25日閲覧。
- ^ a b c d 文部科学省高等教育局大学振興課'2022.
- ^ 豊橋短期大学'1986.
- ^ a b 文部科学省高等教育局大学振興課'2021.
- ^ “キャリアプランニング科学科紹介”. 豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “キャリアプランニング科カリキュラム”. 豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “学科紹介”. 豊橋創造大学短期大学部幼児教育・保育科. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “沿革”. 豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月29日閲覧。
- ^ 文部大臣所轄学校法人一覧 昭和58年版より。
- ^ 全国短期大学一覧 昭和58年度より。
- ^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和58年度より。
- ^ 大学資料 (87)より。
- ^ 短期大学教育 (40)より。
- ^ 全国学校総覧 昭和59年版より。
- ^ 文教協会'1986.
- ^ 大学資料 (99)より。
- ^ 短期大学教育 (42)より。
- ^ 短期大学教育 (43)より。
- ^ 文部省'86, p. 59-60.
- ^ 文教協会'1991.
- ^ 文部省高等教育局'1991.
- ^ 短期大学教育 (48)より。
- ^ 文部省'91, p. 69.
- ^ 短期大学教育 (49)より。
- ^ 文教協会'1992.
- ^ 文部省'92, p. 71.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 327.
- ^ 文部省'93, p. 73.
- ^ a b c 文教協会'1996.
- ^ 大学資料 (129/130)より。
- ^ 文部省'95, p. 77.
- ^ 文部省'96, p. 78.
- ^ 文教協会'1997.
- ^ 文部省'97, p. 80.
- ^ 文教協会'1998.
- ^ 文部省'98, p. 70.
- ^ 文部省'99, p. 74.
- ^ 旺文社'2000.05, p. 309.
- ^ 文教協会'2002.
- ^ 文教協会'2003.
- ^ 文教協会'2005.
- ^ 文教協会'2007.
- ^ 文教協会'2009.
- ^ 文教協会'2014.
- ^ a b c 豊橋創造大学短期大学部'2023, p. 5.
- ^ 地域科学研究会'2018.
- ^ 地域科学研究会'2019.
- ^ a b 地域科学研究会'2020.
- ^ “豊橋創造大学短期大学部専攻科福祉専攻同窓生のつどいの開催について”. 豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月25日閲覧。
- ^ 日本私立短期大学協会'2010.10.
- ^ 文教協会'1995.
- ^ “福祉の里(専攻科福祉専攻同窓生組織)”. 豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月25日閲覧。
- ^ “学科紹介”. 豊橋創造大学短期大学部幼児教育・保育科. 2022年11月25日閲覧。
- ^ 豊橋短期大学研究紀要より。
- ^ “「大学教育・学生支援推進事業」採択”. 豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部. 2022年11月29日閲覧。
- ^ “サーラと創造大が包括協定”. www.tonichi.net. 東日新聞 (2007年5月11日). 2023年2月10日閲覧。
- ^ “豊橋創造大学と共同で「暮らし創造LABO」と「学び共創LABO」の2プロジェクトを始動します”. www.sala.jp. 株式会社サーラコーポレーション (2022年7月12日). 2023年2月10日閲覧。
- ^ “趣意書”. toyohashiminami-h.aichi-c.ed.jp. 東三河・浜松地区高大連携協議会. 2023年2月10日閲覧。
- ^ “大学連携”. www.city.toyohashi.lg.jp. 豊橋市. 2023年2月10日閲覧。
- ^ “豊橋創造大学・豊橋創造大学短期大学部・イオンモール株式会社「産学連携協力に関する連携覚書」を締結”. イオンモール株式会社 (2023年1月13日). 2023年2月10日閲覧。
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]- 文部省『全国学校総覧 昭和62年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1992年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1994年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1996年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1997年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1998年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1999年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 昭和61年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成3年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成4年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成7年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成8年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成9年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成10年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成17年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成21年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成26年度』文教協会 。
全国短期大学一覧
[編集]- 文部省 高等教育局専門教育課『全国短期大学一覧 平成3年度』文部省高等教育局 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 平成30年度』地域科学研究会 高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和元年度』地域科学研究会高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和2年度』地域科学研究会高等教育情報センター 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和3年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
- 文部科学省『全国短期大学一覧 令和4年度』文部科学省高等教育局大学振興課 。
日本の私立短期大学
[編集]- 短期大学広報委員会, 日本私立短期大学協会記念誌編纂委員会/編『日本の私立短期大学 平成22年』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
短期大学入学案内冊子
[編集]- 豊橋短期大学『豊橋短期大学』豊橋短期大学 。
その他
[編集]- 豊橋創造大学短期大学部『豊橋創造大学短期大学部 自己点検・評価報告書』豊橋創造大学短期大学部 。