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豆塚エリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まめつか エリ

豆塚 エリ
生誕 1993年(31 - 32歳)
日本の旗 日本 愛媛県松山市
職業
代表作 『しにたい気持ちが消えるまで』
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豆塚 エリ(まめつか エリ、1993年 - )は、日本詩人エッセイストである[1]

経歴

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1993年[2]愛媛県松山市に生まれる[3]。母親は在日韓国人である[2]。高校に入学する前に、母親と義父が離婚した[2]。高校2年生の時、自宅のアパートの3階から飛び降りて、自殺を図った[4]。頸髄を損傷し、胸から下が麻痺する障害を抱えることになった[4]。退院後、大分県別府市の自立訓練施設でリハビリテーションを受けた[4]。18歳のころ、障害者が運営する自立生活センターに就職し、一人暮らしを始めた[4]

2022年、著書『しにたい気持ちが消えるまで』が三栄より刊行された[5]。文筆家としての執筆活動のほかに、全国各地で講演活動を行っている[6]。2023年、NPO法人の「こんぺいとう企画」を設立した[7]。同法人での活動を通じて、障害者の就労支援に取り組んでいる[8]

著書

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脚注

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  1. ^ 働きたい障害者支援へ 別府の31歳、オンライン「ライター」講座、来月開校 /大分”. 毎日新聞 (2024年7月31日). 2025年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c 「学校行かなくても生きていける」「世界は広い。居場所必ず見つかる」 かつて命を絶とうとした女性が伝えたいこと”. 琉球新報 (2023年9月6日). 2025年1月8日閲覧。
  3. ^ 命の大切さを考える 自殺未遂の経験を語る講演会”. NHK (2024年9月24日). 2025年1月8日閲覧。
  4. ^ a b c d 別府の詩人 豆塚エリさん「生きて」どうか届いて 高校時に自殺未遂で重い障害…苦しんだ過去をエッセーに 共感広がる”. 読売新聞 (2023年3月14日). 2025年1月8日閲覧。
  5. ^ 豆塚エリ『しにたい気持ちが消えるまで』に仄見える強い意思”. 論座 (2022年12月8日). 2025年1月8日閲覧。
  6. ^ 「死にたい気持ちが消えるまで」16歳で自殺未遂を経験した女性が伝える“いのちのメッセージ” 夏休み明けの時期 子どもの命を守るためには【news23】 (1/2)”. TBS (2024年8月30日). 2025年1月8日閲覧。
  7. ^ 障害者向け「ライタースクール」設立へ…車いすの詩人・豆塚エリさん「就労の選択肢に」 (2/2)”. 読売新聞 (2024年1月16日). 2025年1月8日閲覧。
  8. ^ 障害者向け「ライタースクール」設立へ…車いすの詩人・豆塚エリさん「就労の選択肢に」 (1/2)”. 読売新聞 (2024年1月16日). 2025年1月8日閲覧。

外部リンク

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