谷清好
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谷 清好(たに せいこう、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師、彫師。
略歴
[編集]大坂の人、安土町一丁目に住む。画系は不明、作画期は文政5年(1822年)頃から文政9年(1826年)頃にかけてで、一時江戸に滞在し大田南畝の知遇を得ている。また江戸の彫師朝倉宇八郎の門人であった。上方の色紙判摺物の殆どに彫師、摺師として関与し、狂歌本や書跡帖の編、刻もある。
作品
[編集]- 『狂歌百人一首』 ※清好刻、文政2年(1819年)
- 『狂歌五十人一首』 ※文政6年(1823年)
- 『南畝帖』 狂歌本 ※長山孔寅画、清好編・刻・摺。文政7年
- 『弁某帖』 書跡本 ※清好編・刻。文政9年(1826年)
- 『玄々瓷印譜』 ※田辺憲撰、清好刻。天保2年(1831年)