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釧路湿原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
谷地坊主村駅から転送)
釧路湿原駅
駅舎(2021年5月)
くしろしつげん
Kushiroshitsugen
B55 遠矢 (7.3 km)
(2.4 km) (臨)細岡 B57
地図
所在地 北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野南5線27-4
北緯43度6分2.3秒 東経144度26分52.4秒 / 北緯43.100639度 東経144.447889度 / 43.100639; 144.447889座標: 北緯43度6分2.3秒 東経144度26分52.4秒 / 北緯43.100639度 東経144.447889度 / 43.100639; 144.447889
駅番号 B56
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 14.7 km(東釧路起点)
電報略号 クケ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
12人/日
-2014年-
開業年月日 1988年昭和63年)7月23日
備考 無人駅
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釧路湿原駅(くしろしつげんえき)は、北海道釧路郡釧路町字トリトウシ原野にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線である。電報略号クケ[1]駅番号B56

歴史

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当駅の開設1年前に、当駅近傍に谷地坊主村駅(やちぼうずむらえき)が2日間限りの臨時駅として開設されたことがある[2]

年表

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駅名の由来

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開業前年に国立公園となった釧路湿原釧路湿原国立公園)に立地していることに由来する[4]

駅構造

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単式ホーム1面1線の地上駅釧路駅管理の無人駅である。なお、開業当初は職員が配置されていた[6]

駅舎は開業に合わせ供用を開始したカラマツ材のログハウスであり、屋根は翼を広げたたんちょうをイメージしている[4]。開業当時は駅舎内に売店が設けられていた[6]

利用状況

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開業当初は、1日200人の利用を見込んでいた[6]。乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
2016年(平成28年) 3.8 [JR北 1]
2017年(平成29年) 2.4 [JR北 2]
2018年(平成30年) 3.0 [JR北 3]
2019年(令和元年) 3.6 [JR北 4]
2020年(令和02年) 2.6 [JR北 5]
2021年(令和03年) 4.4 [JR北 6]
2022年(令和04年) 5.4 [JR北 7]
2023年(令和05年) 5.4 [JR北 8]

駅周辺

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細岡ビジターズラウンジ(2018年9月)

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線[7](一部列車は当駅通過)
塘路駅 (B58) - *(細岡駅 (B57) - 釧路湿原駅 (B56) - 遠矢駅 (B55)
*:冬季間は全列車が細岡駅を通過する。

脚注

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出典

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  1. ^ a b 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、136頁。ISBN 4-09-395401-1 
  2. ^ a b c 昭和62年の臨時駅”. Web日本鉄道旅行地図帳 BLOG 悠悠自鉄. 新潮社. 2024年3月17日閲覧。
  3. ^ “釧路湿原駅が発車 展望台近く 山小屋風駅舎「ステキ!」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年7月23日)
  4. ^ a b c 太田幸夫『北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~』(1版)富士コンテム、札幌市、2004年2月29日、128頁。ISBN 4-89391-549-5 
  5. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、15頁。 
  6. ^ a b c “釧路湿原にログハウス駅舎 JR釧網線 来月23日から営業 周囲の景観に配慮”. 北海道新聞. (1988年6月17日) 
  7. ^ 下り順に記載。路線は遠矢駅方の東釧路駅が起点。

JR北海道

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  1. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102545/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/08.pdf2017年12月10日閲覧 
  2. ^ 釧網線(東釧路・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818153329/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/08.pdf2018年8月19日閲覧 
  3. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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