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見沼代用水西縁

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見沼代用水西縁

蓮見新田地区付近(2014年4月)
取水 見沼代用水
埼玉県上尾市瓦葺
合流 辻用水
元西福寺前分水口
川口市大字小谷場
流域 上尾市
さいたま市
川口市
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見沼代用水西縁(みぬまだいようすいにしべり)は、埼玉県上尾市さいたま市川口市を流れる灌漑農業用水および都市用水路である。

概要

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見沼代用水西縁は埼玉県上尾市瓦葺伏越付近[1]にある西縁と東縁の分水点から、さいたま市を経て川口市の川口市大字小谷場元西福寺前分水口(芝分水口)[2]までを流れる用水路である。途中、さいたま市大宮区大原[3]荒川連絡水道専用水路を、さいたま市大宮区北袋町[4]高沼用水路を、川口市柳崎で六ヶ村用水を、川口市芝西で戸田用水[5]分水する。また、さいたま市北区本郷町[6]芝川と、川口市[7]藤右衛門川といずれも伏越で立体交差する。流路は芝川が大宮台地を侵食した開析谷の縁に沿って頻繁に蛇行して流れている。また、八丁堤付近[8]までは芝川が左岸側に平行して流れる。さいたま市見沼区東大宮付近の大宮台地を横断する区間は、開削が深く危険なため暗渠に改められ、その上部に東大宮親水公園が整備された。

分水口から下流は辻用水(本流)、新曽用水[5][9]を参照。詳細については、見沼代用水の項目を参照。

分流

見沼代用水西縁が流れる地区

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見沼代用水西縁に架かる橋

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※上流より

さいたま市緑区三室付近(大古里橋―北宿橋間)
西縁末端部(戸井の橋付近) 元西福寺前分水口
西縁末端部(戸井の橋付近)
元西福寺前分水口
- これより下流は辻用水の辻用水に架かる橋の項参照 -

脚注

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  1. ^ 瓦葺:北緯35度58分1.93秒 東経139度38分32.81秒 / 北緯35.9672028度 東経139.6424472度 / 35.9672028; 139.6424472 (瓦葺)
  2. ^ 芝分水口:北緯35度50分32.39秒 東経139度40分45.18秒 / 北緯35.8423306度 東経139.6792167度 / 35.8423306; 139.6792167 (芝分水口)
  3. ^ 天沼揚水機場:北緯35度54分0.6秒 東経139度38分42.5秒 / 北緯35.900167度 東経139.645139度 / 35.900167; 139.645139 (天沼揚水機場)
  4. ^ 高沼分水工:北緯35度53分53.0秒 東経139度38分34.3秒 / 北緯35.898056度 東経139.642861度 / 35.898056; 139.642861 (高沼分水工)
  5. ^ a b 菖蒲川・笹目川清流ルネッサンスⅡ 荒川水系菖蒲川・笹目川水環境改善緊急行動計画 参考資料 (PDF) 5p - 埼玉県ホームページ
  6. ^ 芝川:北緯35度54分0.59秒 東経139度37分50.99秒 / 北緯35.9001639度 東経139.6308306度 / 35.9001639; 139.6308306 (芝川と交差)
  7. ^ 藤右衛門川:北緯35度50分48.36秒 東経139度41分27.99秒 / 北緯35.8467667度 東経139.6911083度 / 35.8467667; 139.6911083 (藤右衛門川と交差)
  8. ^ 見沼通船堀:北緯35度51分47.6秒 東経139度42分24.81秒 / 北緯35.863222度 東経139.7068917度 / 35.863222; 139.7068917 (見沼通船堀と分流)
  9. ^ 東京の紀州散策(18)井沢弥惣兵衛が開いた見沼代用水3 - 和歌山県広報課(和歌山県広報リレーブログ)、2013年10月6日、2015年12月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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