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西翁院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西翁院
所在地 京都府京都市左京区黒谷121
位置 北緯35度01分11秒 東経135度47分11秒 / 北緯35.01971度 東経135.78644度 / 35.01971; 135.78644座標: 北緯35度01分11秒 東経135度47分11秒 / 北緯35.01971度 東経135.78644度 / 35.01971; 135.78644
院号 西翁院
宗派 浄土宗
寺格 金戒光明寺塔頭
本尊 阿弥陀如来
創建年 天正12年(1584年[1]
開基 藤村源兵衛
文化財 茶室澱看席(重要文化財)・創建時の本堂・江戸後期の書院
法人番号 4130005000136 ウィキデータを編集
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西翁院(さいおういん)は、京都府京都市左京区にある浄土宗の寺院。同宗大本山金戒光明寺塔頭の1つで、天正12年(1584年[注釈 1]に、茶人藤村庸軒の祖父、源兵衛が創建。通称「よどみの寺」[3]。一般公開はされていない。

歴史

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天正12年に、茶人藤村庸軒の祖父・源兵衛が創建。開山は光誉清玄[4]

建造物

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本堂

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創建時のものである。本尊は阿弥陀如来。

書院

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江戸時代後期のものである。

茶室 澱看席

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「よどみのせき」と読み、藤村庸軒が1685年か1686年ころに建てたといわれている[5]。または「淀見の茶席」、茶室南面の窓から淀川が見えたのでこの名がついたが、正式には金戒光明寺の山号にちなみ、紫雲庵と称する[2]。また、庸軒の別号にちなみ、反古庵とも称する[6]

重要文化財である。

文化財

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重要文化財

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  • 西翁院茶室[7]

アクセス

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脚注

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注釈

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  1. ^ 天正4年説もある[2]

出典

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  1. ^ 西翁院”. 京都市観光MICE推進室. 2017年2月9日閲覧。
  2. ^ a b 「日本歴史地名体系第二七巻 京都市の地名」 1979年 株式会社平凡社発行 p160
  3. ^ 「全国寺院名鑑」全日本仏教界寺院名鑑刊行会 1969年 p96
  4. ^ 『京都大辞典』1巻、p.414
  5. ^ 「京都大辞典」 1984年 株式会社淡交社発行
  6. ^ 「国史大辞典」第6巻 1985年 吉川弘文館発行 p72
  7. ^ 西翁院茶室 - 国指定文化財等データベース 文化庁、2017年5月17日閲覧。

参考文献

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  • 『京都大辞典』、株式会社淡交社、1984

外部リンク

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