西岡範敏
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西岡 範敏(にしおか のりとし、西岡ペンシル)は、日本のクリエーター、アートディレクター、デザイナー。西岡ペンシル[1]代表。
経歴
[編集]京都市生まれ。高槻中学校・高等学校、金沢美術工芸大学卒業。広告代理店 電通を経て2006年に株式会社 西岡ペンシル 設立。
広告のアートディレクションから着物のデザインまで、様々な分野で仕事をしている。鳥瞰図師の祖父と、京友禅悉皆屋の家に生まれたルーツを持ち、和様の美から受ける刺激・素養を グラフィックデザインやアートに通じるものとして活かしてきた。文様を単なる柄や装飾と捉えるだけではなく「時代や場に応じて複雑な意味の広がりを投影できる優れたアートプラットフォームとしての文様」を独自に制作する。
主な作品
[編集]- 洋菓子のヒロタ 100周年リブランディング / ロゴマーク / パッケージ
- 婦人画報のお取り寄せ ショッピングバッグ / ラッピングペーパー / 「私と、誰かを幸せにしよう。」
- 象印マホービン 世界市場向けステンレスマグ Japanesque Hana + Kana Collection
- ワコール CW-X スポーツタイツ
- ルミネ・ザ・バーゲン 2018 夏 / 2019 NEW YEAR
- 私立恵比寿中学「スーパーヒーロー」「穴空」「まっすぐ」(ソニー・ミュージックエンタテインメント) / 衣装アートワーク(ファミえん、新春大学芸会)
- 「象の目 象印百年物語」(象印マホービン100周年記念新聞広告漫画、2018年5月10日[2])
- SHISEIDO THE GINZA「GINZA 心粋 COLLECTION」
- KAPUKI 「Elly & Oby」
- 細見美術館 “RIMPOO” HOSOMI MUSEUM × NISHIOKA PENCIL / 描かれた「わらい」と「こわい」展
- 日本ハム「美ノ国」
- イズノスケ(静岡県)
- Welcome! ほじょ犬(厚生労働省)
- docomo「どこも同じですか。ドコモは違います。」
- ラゾーナ川崎プラザ(三井不動産・ららぽーと)
- タイ国際航空 「タイって、いい奴!」
- ANAYI
- イプサ
- 関西国際空港 ロゴタイプ
- NHKスペシャル「東北 夏祭り ~鎮魂と絆と~」
- メタルギアソリッド4 (コナミ)
- トヨタ・カローラ フィールダー/ルミオン
- トヨタ・パッソ
- 河童のクゥと夏休み(アニプレックス)
- MENU vol.2(Dub Restaurant Communication)
- WHY SHEEP? 「Sampling Concerto No.1 "The Vanishing Sun" Op.138」(M.O.O.D.)
- 平井堅「思いがかさなるその前に…」(デフスターレコーズ)
- 和田アキ子「ゴールデンタイム」(テイチクエンタテインメント)
展覧会
[編集]- 「金沢美術工芸大学 60周年記念展 EYE Vol.2 - 金沢21世紀美術館」 (2006)
- 「へんで、いいよ。」 (2010)
- 「六箔五日展(浅草LIONビル)」(2011)
- 「Nishioka Pencil NEW MONYO = nouveaux MOTIFS graphiques(Mirror Galerie, PARIS)」(2014)
- 「西岡ペンシル ニュー・文様(GALLERY SPEAK FOR)」(2014)
- 「西岡ペンシル 文様あらも~ど(GALLERY SPEAK FOR)」(2015)
- 「西岡ペンシル 文様、楽園へ。(GALLERY SPEAK FOR)」(2016)
- 「金沢ブランド大解剖展(LION BUILDING)」 (2016)
- 「金沢ブランド100展(金沢21世紀美術館)」(2018)
- 「西岡ペンシル 文字と文様 ~「あ」より「あい」~ (AL)」 (2019)
- 「西岡ペンシル Grateful ~花か髑髏か~ (AL)」 (2022)
受賞
[編集]グッドデザイン賞、日経広告賞、新聞広告賞、雑誌広告賞、世界ポスタートリエンナーレトヤマ、New York Art Directors Club Awards、New York Festivals Advertising Awards、London International Awards、Ad Spot Award、Cannes Lions International Advertising Awards ほか受賞
脚注
[編集]- ^ “西岡ペンシル NISHIOKA PENCIL”. 2023年7月19日閲覧。
- ^ 周年記念新聞広告 - 象印マホービン100周年記念web