西向日駅
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西向日駅 * | |
---|---|
駅舎(西口) | |
にしむこう Nishi-muko | |
◄HK-77 長岡天神 (1.9 km) (1.4 km) 東向日 HK-79► | |
所在地 | 京都府向日市上植野町南開23番地1[1] |
駅番号 | HK78 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■京都本線 |
キロ程 |
33.6 km(十三起点) 大阪梅田から36.0 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
10,523人/日 -2021年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均) 8,838人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)11月1日 |
備考 | * 1972年(昭和47年)に西向日町駅から改称 |
西向日駅(にしむこうえき)は、京都府向日市上植野町南開にある、阪急電鉄京都本線の駅。駅番号はHK-78。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)11月1日:新京阪鉄道の高槻町駅(現在の高槻市駅) - 京都西院駅(現在の西院駅)間延伸と同時に西向日町駅(にしむこうまちえき)として開業[3][4]。 開業時は待避線が存在した。
- 1930年(昭和5年)9月15日:会社合併により京阪電気鉄道新京阪線の駅となる[3]。
- 1943年(昭和18年)10月1日:会社合併により京阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)の駅となる[3]。
- 1949年(昭和24年)12月1日:新京阪線が京都本線に改称され、当駅もその所属となる[3]。
- 1972年(昭和47年)10月1日:向日町の市制施行により、西向日駅に改称[3]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号導入[3]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。京都河原町方面ホームの梅田寄り4両分には屋根が設置されていない。
駅舎(改札口)は両ホームの京都河原町寄りにあり、各ホーム間は地下道により連絡している。この地下道は駅の両側を結ぶ一般道としても機能しており、道の中央に仕切りを設けることで駅の構内外を分けている[1]。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■京都本線 | 上り | 京都河原町・嵐山方面 |
2 | 下り | 高槻市・淡路・大阪梅田・天下茶屋方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、京都河原町方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
利用状況
[編集]「向日市統計書」によると、2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員は10,523人である[5]。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
1997年 | 15,473 | 7,896 |
1998年 | 14,488 | 7,320 |
1999年 | 14,230 | 7,188 |
2000年 | 14,111 | 7,110 |
2001年 | 13,783 | 6,924 |
2002年 | 13,105 | 6,576 |
2003年 | 12,991 | 6,518 |
2004年 | 12,710 | 6,377 |
2005年 | 13,104 | 6,594 |
2006年 | 12,230 | 6,207 |
2007年 | 12,353 | 6,264 |
2008年 | 12,803 | 6,459 |
2009年 | 11,972 | 6,048 |
2010年 | 11,762 | 5,926 |
2011年 | 12,053 | 6,053 |
2012年 | 11,920 | 6,012 |
2013年 | 12,021 | 6,098 |
2014年 | 12,160 | 6,175 |
2015年 | 12,382 | 6,248 |
2016年 | 12,511 | 6,321 |
2017年 | 12,440 | 6,264 |
2018年 | 12,546 | 6,289 |
2019年 | 12,493 | 6,279 |
2020年 | 9,549 | 4,802 |
2021年 | 10,523 | 5,276 |
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]当駅最寄りのバス停留所は京都府道67号西京高槻線沿いの「向日町郵便局前」(当駅より西に300m)であり、阪急バスにより運行される以下の路線が発着する。
- 70系統 向日台団地前・一文橋経由 JR長岡京行き/滝ノ町・向日台団地前・向日市役所前(向日町競輪場前)・阪急東向日行き
- 向日市コミュニティバス「ぐるっとむこうバス」南ルート 鶏冠井・向日町駅・向日市役所方面
その他
[編集]- 新京阪鉄道は、当駅から分岐して伏見・山科の免許を有し、親会社京阪電気鉄道が山科から大津市馬場に至るまでの特許を有していた。京阪では、さらにそこから名古屋までの名古屋急行電鉄の構想を持っており、1929年(昭和4年)には免許を取得した。だが世界恐慌の影響で京阪本体の経営が危うくなったことから、このような計画は実現不可能となり、1935年(昭和10年)に免許が失効した。当駅のホーム幅員が広いのは、その分岐線計画を考慮して設計されたからである[6]。
- 1978年(昭和53年)に、それまで上下のホームをつないでいた構内踏切に代えて地下道を建設する工事を行った際、当駅の地下から長岡京時代の遺構やそれ以前の時代の遺跡が発掘されている[1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、105頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
- ^ a b c d e f 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・34-35頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、50頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ 向日市統計書 - 向日市
- ^ 朝日放送テレビ『キャスト』内のコーナー「古川&塚田のなんでやねん!?」(2022年1月25日放送)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 西向日駅 - 阪急電鉄