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行川アイランド駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
行川アイランド駅
駅出入口と待合所(2009年6月)
なめがわあいらんど
Namegawa-Island*
上総興津 (3.3 km)
(3.8 km) 安房小湊
地図
所在地 千葉県勝浦市浜行川
北緯35度7分6秒 東経140度13分37.1秒 / 北緯35.11833度 東経140.226972度 / 35.11833; 140.226972座標: 北緯35度7分6秒 東経140度13分37.1秒 / 北緯35.11833度 東経140.226972度 / 35.11833; 140.226972
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 外房線
キロ程 80.5 km(千葉起点)
電報略号 ラン
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
19人/日(降車客含まず)
-2006年-
開業年月日 1970年昭和45年)7月2日[1]
備考 無人駅[2](乗車駅証明書発行機 有)
*かつてはNamegawa-Airandoとも表記。
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行川アイランド駅(なめがわアイランドえき)は、千葉県勝浦市浜行川にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)外房線である。

概要

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旧国鉄時代に商用施設の名前を付けた、数少ない駅の一つである。

行川アイランドを訪れる観光客のために臨時乗降場として設置された後、常設駅となった。勝浦市と鴨川市の境界(旧上総安房国境)に近い山間部にホームが作られている。2001年8月に行川アイランドは閉園したが、駅はその後も無人駅として従前の駅名のまま存続している。周囲は山に囲まれた地形で、近くの集落までは約1キロメートル離れている。特急わかしおは、行川アイランド閉園前は一部停車だったが、現在は全列車が通過する。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線を有する地上駅になっている。ホームは11両編成までに対応する。かつては駅前通路に汲み取り式トイレが設置されていたが、現在は閉鎖されている。

茂原統括センター(勝浦駅)管理の無人駅で、簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。当駅 - 安房小湊駅間は強風の影響を受けやすく、しばしば速度規制や運転中止になる。

利用状況

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2006年(平成18年)度の1日平均乗車人員19人であり、県内のJR駅の中では最も少なかった。1990年代前半は200人超であったが、1994年に200人を割ってからは、年々減少の一途をたどっている。駅名の通り実質的に行川アイランドの来園のための専用駅で、閉園後は一気に利用客が減少した。

千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 266 [* 1]
1991年(平成03年) 235 [* 2]
1992年(平成04年) 241 [* 3]
1993年(平成05年) 236 [* 4]
1994年(平成06年) 195 [* 5]
1995年(平成07年) 161 [* 6]
1996年(平成08年) 140 [* 7]
1997年(平成09年) 121 [* 8]
1998年(平成10年) 117 [* 9]
1999年(平成11年) 106 [* 10]
2000年(平成12年) 84 [* 11]
2001年(平成13年) [備考 1]59 [* 12]
2002年(平成14年) 28 [* 13]
2003年(平成15年) 26 [* 14]
2004年(平成16年) 20 [* 15]
2005年(平成17年) 21 [* 16]
2006年(平成18年) 19 [* 17]
備考
  1. ^ 2001年8月31日に行川アイランドが閉園。

駅周辺

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おせんころがし
  • 国道128号
  • 旧勝浦市立行川小学校(上総興津駅方向へ約500メートル) - 2009年(平成21年)に市立興津小学校と合併のため閉校。 2010年(平成22年)から2014年(平成26年)は、かつうらビッグひな祭りの主要会場のひとつとなっていた。
  • 新勝浦市漁業協同組合浜行川支所
  • 勝浦中継局
  • 浜行川漁港
  • 大沢漁港
  • おせんころがし
  • 浜行川岬

バス路線

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2019年(令和元年)9月30日をもって、鴨川日東バス「市内線」の一部区間(誕生寺入口 - 行川アイランド - 興津駅)が廃止となった。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
外房線
上総興津駅 - 行川アイランド駅 - 安房小湊駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、23頁。 
  2. ^ “無人駅に「名誉駅長」OBが美化活動など展開 JR千葉支社”. 千葉日報. (2012年4月14日). オリジナルの2020年10月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201025124124/https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/77495 2020年10月25日閲覧。 
  3. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、616頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ a b “「行川アイランド駅」存続決定 来月から無人駅 各駅停車のみ利用可に”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 19. (2001年8月28日) 
  5. ^ a b Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2019年5月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190503211623/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2019年7月30日閲覧 

利用状況

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  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
千葉県統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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