藤錦千代吉
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基礎情報 | ||||
四股名 | 藤錦 千代吉 | |||
本名 | 福田 千代吉 | |||
生年月日 | 1920年1月9日 | |||
没年月日 | 1961年6月28日(41歳没) | |||
出身 | 北海道寿都郡寿都町 | |||
身長 | 177cm | |||
体重 | 90kg | |||
BMI | 28.73 | |||
所属部屋 | 二所ノ関部屋 | |||
得意技 | 右四つ、上手投げ | |||
成績 | ||||
現在の番付 | 引退 | |||
最高位 | 東前頭18枚目 | |||
生涯戦歴 | 109勝104敗20休(24場所) | |||
幕内戦歴 | 8勝16敗(2場所) | |||
優勝 | 三段目優勝2回 | |||
データ | ||||
初土俵 | 1938年5月場所 | |||
入幕 | 1948年10月場所 | |||
引退 | 1950年5月場所 | |||
備考 | ||||
2019年7月26日現在 |
藤錦 千代吉(ふじにしき ちよきち、1920年1月9日 - 1961年6月28日)は、北海道寿都郡寿都町出身で二所ノ関部屋に所属した元大相撲力士。本名は福田 千代吉(ふくだ ちよきち)。最高位は東前頭18枚目(1948年10月場所)。現役時代の体格は177cm、90kg。得意手は右四つ、上手投げ[1]。
来歴・人物
[編集]18歳の時に二所ノ関部屋へ入門し、1938年5月場所で初土俵[1]。翌年1月、「藤錦」の四股名で序ノ口に付いた[1]。
以来、徐々に番付を上げ、1945年11月場所で新十両に昇進。
肩幅の広さを生かした投げ技を得意としたが、勝ち身が遅く、小柄な体格であった事も災いして幕内では活躍できなかった。
三段目にいた頃、後の横綱・千代の山(当時、「杉村」)に勝ち、その序ノ口以来の連勝記録を止めた相撲が印象に残る。
1961年6月28日、41歳という若さで急逝した。
主な戦績
[編集]- 通算成績:109勝104敗20休 勝率.512
- 幕内成績:8勝16敗 勝率.333
- 現役在位:24場所(※番付外1場所を除く)
- 幕内在位:2場所
- 各段優勝
- 三段目優勝:2回(1941年5月場所、1943年5月場所)
場所別成績
[編集]春場所 | 夏場所 | 秋場所 | ||||
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1938年 (昭和13年) |
x | (前相撲) | x | |||
1939年 (昭和14年) |
東序ノ口18枚目 4–3 |
東序二段32枚目 5–3 |
x | |||
1940年 (昭和15年) |
東三段目63枚目 4–4 |
東三段目50枚目 3–5 |
x | |||
1941年 (昭和16年) |
西三段目50枚目 6–2 |
東三段目9枚目 優勝 7–1 |
x | |||
1942年 (昭和17年) |
西幕下31枚目 – 兵役 |
東幕下30枚目 4–4 |
x | |||
1943年 (昭和18年) |
東幕下26枚目 0–1–7 |
西三段目10枚目 優勝 7–1 |
x | |||
1944年 (昭和19年) |
西幕下29枚目 4–4 |
西幕下20枚目 2–3 |
西幕下21枚目 4–1 |
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1945年 (昭和20年) |
x | 西幕下3枚目 4–1 |
西十両10枚目 6–4 |
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1946年 (昭和21年) |
x | x | 西十両5枚目 6–7 |
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1947年 (昭和22年) |
x | 東十両8枚目 5–5 |
西十両4枚目 6–5 |
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1948年 (昭和23年) |
x | 東十両3枚目 8–3 |
東前頭18枚目 4–7 |
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1949年 (昭和24年) |
西前頭20枚目 4–9 |
東十両2枚目 5–10 |
西十両5枚目 5–10 |
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1950年 (昭和25年) |
西十両11枚目 6–9 |
西十両12枚目 引退 0–2–13 |
x | |||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
幕内対戦成績
[編集]力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 | 力士名 | 勝数 | 負数 |
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愛知山 | 0 | 1 | 明瀬川 | 0 | 1 | 五ツ海 | 0 | 1 | 梅錦 | 2 | 0 |
大内山 | 0 | 1 | 大熊 | 0 | 1 | 大起 | 0 | 1 | 大蛇潟 | 1 | 0 |
清恵波 | 0 | 1 | 九州錦 | 2 | 0 | 相模川 | 0 | 1 | 大岩山(羽衣) | 1 | 1 |
備州山 | 0 | 1 | 二瀬山 | 0 | 2 | 緑國 | 2 | 0 | 山口 | 0 | 1 |
若葉山 | 0 | 1 |
改名歴
[編集]- 藤錦 千代吉(ふじにしき ちよきち)1939年1月場所 - 1950年5月場所
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『戦後新入幕力士物語 第1巻』(著者:佐竹義惇、ベースボール・マガジン社刊)