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藤里峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
峨瓏の滝(2009年8月)

藤里峡(ふじさときょう)は秋田県藤里町に位置する渓谷秋田白神県立自然公園に含まれる。

概要

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米代川支流、藤琴川太良峡(だいらきょう)、峨瓏峡(がろうきょう)、そして粕毛川上流の素波里峡(すばりきょう)の総称であり、白神山地に水源があり、秋田白神県立自然公園に含まれる(以前はきみまち阪藤里峡県立自然公園の範疇であった)。

渓谷として一番見所が多いのは太良峡で、無数の甌穴群が見られる。また、位牌岩、仁王岩、不動岩などの奇岩、一通り滝、犬戻し渓谷などの瀑布、深淵が連続し、自然が最も残る。太良峡付近には青森県道・秋田県道317号西目屋二ツ井線が通っている。[1]

一方、素波里峡もかつては変化に富んだ渓谷美を誇ったが、素波里ダム建設の際に姿を消した。素波里湖までは秋田県道322号きみまち阪公園素波里湖線が通っていて、湖畔には国民休養地キャンプ場などが設けられ、観光拠点になっている。峨瓏峡は藤琴川支流に当たり、3つの中で最も距離が短いが、親水公園が設けられている。[1]

出典

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  1. ^ a b 藤里で遊ぶ [〈http://www.town.fujisato.akita.jp/kanko/play_nature.html 自然体験]


関連項目

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外部リンク

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  • 藤里峡 - あきたファンドッとコム(社団法人秋田県観光連盟)

座標: 北緯40度21分0秒 東経140度15分0秒 / 北緯40.35000度 東経140.25000度 / 40.35000; 140.25000