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藤原良範

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤原 良範(ふじわら の よしのり)は、平安時代前期の貴族藤原北家右大弁藤原遠経の子。官位従五位下大宰少弐筑前守

経歴

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陽成朝にて、皇太后藤原高子に皇太后宮少進として仕えるが、元慶6年(882年)に皇太后宮大夫・藤原国経らほかの皇太后宮職官人らとともに叙位を受け、良範は従五位下叙爵される。その後、周防介と地方官に転じるが、光孝朝仁和元年(885年侍従に任じられ京官に復した。

のち、大宰少弐筑前守と再び地方官を務めている。

官歴

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注記のないものは『日本三代実録』による。

系譜

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尊卑分脈』による。

  • 父:藤原遠経
  • 母:丹墀門成の娘
  • 生母不詳の子女
    • 長男:藤原純春
    • 次男:藤原純美
    • 三男:藤原純友(?-941)
    • 四男:藤原純乗
    • 五男:藤原純正
    • 六男:藤原純素
    • 七男:藤原純行
    • 八男:藤原純業

脚注

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  1. ^ 『尊卑分脈』

参考文献

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  • 髙田淳「藤原良範」『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7 P2214.