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藤原崇起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

藤原 崇起(ふじわら たかおき、1952年2月23日 - )は、日本実業家阪神電気鉄道代表取締役社長を経て、同社代表取締役会長、阪急阪神ホールディングス代表取締役、阪神タイガース取締役会長兼オーナー。

人物・経歴

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兵庫県明石市公務員の家に生まれる[1][2]。1975年に大阪府立大学経済学部卒業後、公共的な仕事を志し、阪神電気鉄道入社[3]鉄道部門に配属され、以降長く鉄道事業に従事し、車掌運転士見習なども経験した[1][4]阪神タクシー出向や、鉄道事業本部運輸部長を経て、2005年取締役に昇格。2007年常務取締役鉄道事業本部長。2009年神戸高速鉄道代表取締役社長[5]

2011年から阪神電気鉄道代表取締役社長兼阪急阪神ホールディングス取締役を務めた[6][7]。2012年大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会構成員[8]。2015年阪神ホテルシステムズ代表取締役会長[6]。2017年阪神電気鉄道代表取締役・取締役会長[9]、阪急阪神ホールディングス代表取締役[6]阪神タイガース取締役オーナー代行者[10]MBSメディアホールディングス取締役[11]山陽電気鉄道取締役、阪神ホテルシステムズ取締役[12]。2018年阪神タイガース取締役会長オーナー[13]塩野義製薬監査役[14][12]

2023年4月1日付で阪神電気鉄道相談役に退く予定[15]。それに先立つ形で阪神タイガースの会長・オーナー職も2022年12月21日付で退任、後任としてオーナーは杉山健博、会長は秦雅夫が就任している[16]

2024年4月、旭日重光章を受章[17]

脚注

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  1. ^ a b 「みんなの阪神電車 快適ナビ」神戸っ子
  2. ^ 阪急・阪神統合10年検証(下)成果と展望を聞く2016/10/2 11:00神戸新聞NEXT
  3. ^ “阪神新オーナーに藤原氏 新監督に金本野球の継承期待”. SANSPO.COM. (2018年10月12日). https://www.sanspo.com/article/20181012-V7JNFDJ2ERLV5DIBBRS7PXHCSA/ 2020年1月17日閲覧。 
  4. ^ 「阪神電鉄社長に藤原氏昇格 」2011年1月28日 読売新聞
  5. ^ 「代表取締役・社長の交代について 」阪神電気鉄道株式会社
  6. ^ a b c 「代表取締役の異動に関するお知らせ 」
  7. ^ 阪神電気鉄道社長に藤原氏 日本経済新聞2011/1/27付
  8. ^ 大阪駅周辺・中之島・御堂筋周辺地域都市再生緊急整備協議会
  9. ^ 代表取締役・社長の交代について阪神電気鉄道株式会社
  10. ^ 阪神の球団新社長に揚塩健治氏 12月1日付球団人事サンスポ2017.11.6 16:15
  11. ^ 「人事 MBSメディアホールディングス/毎日放送」毎日新聞2017年1月27日 東京朝刊
  12. ^ a b 第154期(2019年3月期) 有価証券報告書 (PDF, 1184KB) 塩野義製薬
  13. ^ [1]
  14. ^ 「役員人事について 」役員人事について
  15. ^ [2]
  16. ^ “新オーナー杉山氏“風評”一掃 阪急出身者初就任も「阪神タイガースは唯一無二」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2022年12月22日). https://www.daily.co.jp/tigers/2022/12/22/0015909776.shtml 2022年12月22日閲覧。 
  17. ^ 令和6年春の叙勲 旭日重光章受章者” (PDF). 内閣府. p. 1 (2024年4月29日). 2024年5月7日閲覧。
先代
坂井信也
阪神電気鉄道社長
2011年 - 2017年
次代
秦雅夫
先代
坂井信也
阪神電気鉄道会長
2017年 -
次代
(現職)
先代
四藤慶一郎
阪神タイガースオーナー代行者
2017年 - 2018年
次代
秦雅夫
先代
揚塩健治
阪神タイガース社長
2020年 - 2022年
次代
百北幸司