藤井麻輝
藤井麻輝 | |
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生誕 | 1965年8月17日(59歳) |
出身地 | 日本 長野県飯山市 |
職業 | |
担当楽器 | |
活動期間 | 1985年 - |
共同作業者 | |
公式サイト | schaft2016.com |
藤井 麻輝(ふじい まき、1965年8月17日 - )は、日本の音楽家。長野県飯山市出身。SUILEN、SCHAFT、minus(-)のメンバー。
経歴
[編集]SOFT BALLET以前には、VOLAJU(ヴォラージュ)等のインディーズバンドに参加。
1987年にSOFT BALLET結成。1989年、メジャー・デビュー。1991年、BUCK-TICK・今井寿とのユニットSCHAFTを結成。1994年、SCHAFTを本格始動。1995年、SOFT BALLET活動終了。その後、ソロユニット・She-Shell、バンドepidemicなど、他アーティストのプロデュースワーク等で活動。再結成SOFT BALLET(2002年~2003年)を経て、芍薬とのユニットSUILENとして活動。2011年から音楽活動を休止(理由は後述)。2014年、森岡賢とユニット「minus(-)」(マイナス)を結成、音楽活動を再開。2015年、約21年ぶりにSCHAFTを本格再始動、2016年に新譜リリースとツアーを行う。6月3日に森岡賢が急逝したことにより、夏以降のminus(-)におけるメインボーカルを自身が担う(詳細後述)。2017年、minus(-)と、YOW-ROW(GARI)と藤井のユニットJugendgedenkenの対バンという形で2016年に中止になったツアー先を回る。自身のTwitterでは、夏以降にもツアーがあると述べている。
人物
[編集]この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
高校時代、冨田勲の『展覧会の絵』に感銘を受け、音楽に目覚める。スロッビング・グリッスルなどのようなインダストリアルやノイズミュージックに傾倒しており(SPKのボックス・セットの国内盤において、詳細な解説を執筆したこともある)、SOFT BALLETにおいてもヘヴィかつノイジーな側面を担った。1990年、本人の趣向から離れた構成に挑戦、3rdシングル『Escape-Rebuild』をストレートなポップソングとしてリリースするも、あまり商業的反響を得ることがなく、以降の作風は、そうしたポップさを抑え、森岡とは対照的な音楽性を志向するようになる。
父親が医師であり、本人も医大を目指し東京の予備校に通っていたが、SOFT BALLETの結成に伴い医師への道を断念している。なおSOFT BALLET活動時は実家の病院にポスターが貼ってあったと藤井は証言している。[要出典]高校生の頃は化粧をして学校に登校。授業が始まる前にちゃんと化粧を落としていた[1]。雑誌JUNEのモデル経験がある。
本人曰く「ライヴ嫌い」である。SOFT BALLET時代はステージを縦横無尽に動き回る森岡とは対照的に、ほぼ直立不動の状態だった。「ステージ用の打ち込みを終えた時点で、自分の中でライブは終わる」とのこと。また、かつてはライヴで地方に行くことについても抵抗があったらしく、これもライヴ嫌いを募らせる原因になっていた。更に同時代は生活習慣がルーズな森岡への説教役となり、あまりの遅刻の多さに激怒し、手が出ることもしばしばあった。自他共に厳しい性格。ライブ会場の控室でスタッフを蹴ったのを今井寿と樋口豊に目撃されたことがある[2]。
ROCKIN'ON JAPANのインタビューで「ゴムを噛む」「歯医者で詰めた綿の匂いを嗅ぐ」などと発言、このインパクトによるパブリックイメージを本人は後に後悔している[要出典]。同雑誌の投稿欄に「本人だ!」と投稿し採用。編集部は当時の所属事務所を通し、確認した上で掲載している。
元妻であるタレントの濱田マリとのなれそめは、藤井が彼女の大ファンで、雑誌記者のコネを使って対談を実現させた(ROCKIN'ON JAPAN誌上およびラジオ番組「遠藤遼一 Radio Trancy」)ことから。その後「失恋直後の隙をつかれて」(濱田談)親密な関係となり、藤井の「ストーカー同然」(濱田談)[要出典]の接触も実り、1996年に結婚。1999年には長女をもうけるも2005年に離婚。
2011年に起こった東日本大震災を受け「今やるべきなのは音楽ではない。」と考え、その後は建築関係の仕事に就いていた(当初は下働きからのスタートだったが、最終的にはそれなりの地位に出世していたという)。その期間は関係者からの連絡を一切絶っており、死亡説、失踪説も流れた。 2013年に会社を退職。その後、音楽と人の編集長である金光裕史の働きかけもあり、森岡賢とユニット「minus(-)」を結成する運びとなる。minus(-)のライヴでは、メンバーそれぞれの曲については作曲者がボーカルを取る形態をとっていた(minus(-)項も参照のこと)が、2016年6月の森岡の急逝により実質上ソロプロジェクトとなったため、J(LUNA SEA)主催のイベント以降は森岡の曲についてもボーカルを担当している。
バンド・ユニット・名義歴
[編集]- TEMPLE OF CULT
- VOLAJU
- SOFT BALLET (1986-1995, 2002-2003)
- SCHAFT (1991-1994, 1999, 2016 今井寿とのユニット)
- MAKI FUJII ASSEMBLED(1996 ソロプロジェクト)
- She-Shell(1996-2001 渡真利愛、MIZUとのユニット)
- Torrid(1996 ライフ・イン・トウキョウ・JAPANでの使用名義、渡真利愛とのユニット)
- she shead(BEAST「VISION」収録リミックスでの使用名義)
- SUILEN(2001, 2004-2010 芍薬とのユニット)
- D.N.P.A.(2005-2006 YOW-ROW&TORUxxxとのユニット。ライブ活動のみ)
- Jugendgedenken(2016-2017 YOW-ROWとのユニット。ライブ活動のみ)
- minus(-)(2004-2021 森岡賢とのユニット、森岡死去後はソロプロジェクト)
作品
[編集]発売日 | 名義 | タイトル | 形態 |
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1989年3月 | SOFT BALLET | SCIENCE ART LABEL | スプリットアルバム(2曲参加) |
1989年9月 | EARTH BORN | オリジナル・アルバム | |
1990年4月 | DOCUMENT | ||
1990年11月 | 3 (drai) | ミニ・アルバム | |
1991年5月 | 愛と平和 | オリジナル・アルバム | |
1991年10月 | SCHAFT | DANCE 2 NOISE 001 | オムニバス(1曲参加) |
1992年10月 | SOFT BALLET | MILLION MIRRORS | オリジナル・アルバム |
1992年8月 | Reiz(raits) -Live at NHK Hall- | ライブ・アルバム | |
1992年12月 | ALTER EGO | リミックス・アルバム | |
1993年6月 | SINGLE COLLECTION '89-'91 | ベスト・アルバム | |
1993年9月 | TWIST AND TURN | リミックス・アルバム | |
1993年11月 | INCUBATE | オリジナル・アルバム | |
1994年9月 | SCHAFT | SWITCHBLADE | |
1994年10月 | SWITCH Remix | リミックス・アルバム | |
1994年12月 | SWITCHBLADE -VISUAL MIX- | ライブVHS | |
1995年4月 | SOFT BALLET | FORM | オリジナル・アルバム |
1995年6月 | FORMs | リミックス・アルバム | |
1995年9月 | SOFT BALLET | ベスト・アルバム | |
1996年3月 | MAKI FUJII ASSEMBLED | DEVIATION FROM SYSTEM | リミックス・アルバム |
1996年9月 | 藤井麻輝/RYUICHI | ライフ・イン・トウキョウ・JAPAN・トリビュート・アルバム | トリビュート(1曲参加) |
Torrid | |||
1999年1月 | She-Shell | reep | シングル |
1999年8月 | sin | ||
1999年3月 | SCHAFT | Bastard Eyes | 「SUPERSCHAFTRACK」に参加 |
2001年9月 | 藤井麻輝、芍薬 | Skyjin | 「Silhouettes & Cigarettes」ゲスト参加 |
2002年10月 | SOFT BALLET | SYMBIONT | オリジナル・アルバム |
2003年10月 | MENOPAUSE | ||
2003年12月 | SOFT BALLET 1989-1991 the BEST | ベスト・アルバム | |
SOFT BALLET 1992-1995 the BEST + 8 OTHER MIXES | |||
2007年12月 | SUILEN | 音ヲ孕ム | ミニ・アルバム |
2008年6月 | ひたひた | ||
2009年3月 | 六花ノ音 | ||
2009年12月 | THE DAWN | ||
月白 - flow in her veins 2.5D at 赤坂BLITZ | ライブDVD | ||
2009年10月 | SOFT BALLET | INDEX - SOFT BALLET 89/95 | ボックス・セット |
2014年10月 | minus(-) | D | ミニ・アルバム+ライブDVD |
2015年12月 | G | ミニ・アルバム | |
2016年1月 | SCHAFT | ARCHIVES | BOX |
ULTRA | オリジナル・アルバム | ||
2016年5月 | Deeper and Down | 新曲2曲+ライブ・アルバム | |
ARCHIVES 2016 TOUR ULTRA ~The Loud Engine~ | ライブDVD/Blu-ray | ||
2016年12月 | minus(-) | O | オリジナル・アルバム |
V | ライブDVD | ||
2017年9月 | R | ミニ・アルバム | |
2018年2月 | minus(-)LIVE 2017 “Dutchman's pipe cactus" OFFICIAL BOOTLEG | ライブDVD | |
2019年12月 | C | ミニ・アルバム | |
2020年1月 | PARADE III 〜RESPECTIVE TRACKS OF BUCK-TICK〜 | トリビュート(1曲参加) | |
SOFT BALLET | relics | ベスト・ボックス・セット |
参加作品
[編集]- 古代祐三「The Scheme」(1989年、アルファレコード、25A2-8)
- THOUSAND EYES、PERPETUAL DARK(編曲)
- 濱田マリ「フツーの人」(1995年、キューンミュージック、KSC2 135)
- 夜明けの背中、透き夜、天国を仰ぐ島(編曲)
- 市川哲史監修 JAPANトリビュート・アルバム「LIFE IN TOKYO~a tribute to JAPAN」(1996年9月4日、BMGビクター、BVCR-764)
- Ain't That Peculier(藤井麻輝/RYUICHI名義)
- Nightporter(Torrid名義)
- 濱田マリ「編む女」(1997年、ポリスター、PSCR-5648)
- 214(濱田マリと共作曲・編曲)
- アイレ可愛や(Autechereと共編曲)
- Lucky Charm(James Towningと共編曲)
- It's My Love(r)(編曲)
- PIERROT「PSYCHEDELIC LOVER」(2002年、ユニバーサル、UPCH-5115)
- SUPER STRING THEORY(10th demension mix)(編曲)
- 櫻井敦司「SMELL/胎児」(2004年、ビクターエンタテインメント、VICL-35691)
- 雨音はショパンの調べ-I LIKE CHOPIN- (編曲)
- キリト「DECIDE」(2006年、avex entertainment、AVCD-30983)
- PAST・カンナビス・Sea (KIRITOと共編曲)
- acid android
- アルバム『code』収録曲「a moon tonight:1.22」(シンセサイザー)
- ボックス『alcove / #1』収録曲「irritation - maki fujii remix」(リミックス)
プロデュース
[編集]- epidemic
- シングル「奇蹟の城」(2000年2月17日、ポニーキャニオン、PCCA-1409)
- アルバム「Eocytes」(2000年6月21日、ポニーキャニオン、PCCA-80001)
- Lillies and Remains
- アルバム「Romanticism」(2014年11月12日、Fifty One Records、FIFO-0030)
脚注
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- suilen 睡蓮 - Myspace
- suilen / 睡蓮 - Facebook
- SCHAFT Official Website
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- minus(-) OFFICIAL SITE
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