藤井浩
表示
藤井 浩(ふじい ひろし、1970年 - )は日本人の音楽家。ギタリストでありドルサイナ(日本ではチャルメラと呼ばれる楽器)の演奏家でもある。
経歴
[編集]昭和45年(1970年)兵庫県神戸市生まれ。神戸市立東落合中学校、兵庫県立長田高等学校卒業[1]。1991年単身フランスに渡欧し、国立音楽学院「レイ・レ・ローズ」でタニア・シャニョーに学ぶ。その後、1992年よりスペインに移動、アルコイ市に於いてギターの巨匠ホセ・ルイス・ゴンザレスに師事する。バレンシア音楽院でチャビ・リチャールに就き2000年にドルサイナ課を修了。現在はスペイン・アルコイ市に在住し、アルコイ民族音楽学校「Barxell」 に於いて指揮、指導にあたっている。またスペインを中心とした欧州と日本で演奏活動を行っている。ギターの演奏では師匠のホセ・ルイス・ゴンザレスが生前使用していたクラシックギターを譲り受けて使用している。
2013年、スペインの連続TV小説「エル・セクレト・デ・プエンテ・ビエッホ」出演。
2016年、スペイン・アルコイ市の国際観光行事の「モーロ人とキリスト教徒の祭り」のオープニング指揮者[2][3]に外国人として初めて選ばれる。
2017年、アルコイ市交響楽団とアランフェス協奏曲を演奏。
同年、日本のテレビ局から密着取材を受ける。同年8月21日に、テレビ東京系列『世界ナゼそこに?日本人 〜知られざる波瀾万丈伝〜』にて放映される[4]。
脚注
[編集]- ^ shinbutokyo. “「Face To Face」NO.53「ふまれてもふまれても立ち上がれ」 - Face To Face(同窓生紹介)”. nagatatokyo.fc2.net. 2023年2月5日閲覧。
- ^ 「バレンシア 藤井浩さん アルコイ・レコンキスタの祭り初日「音楽家の日」の取りを務める:pressdigitaljapan 2016/04/22
- ^ 大役 スペインの笛吹き男 民族楽器に出合い22年、腕買われ現地の祭りで指揮者に 藤井浩:2016/1/28付日本経済新聞 朝刊
- ^ 世界ナゼそこに?日本人~知られざる波瀾万丈伝~:「スペインで大人気!!謎の中年男「ヒロシ」何者!?2万人の大歓声」