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藁馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
道祖神祭のウマ(鳥取県大山町、1978年製作)
八朔馬(福岡県芦屋町、1978年製作)

藁馬(わらうま)とは、日本各地の行事や祭りで用いられるで作ったのこと。また、その馬を用いた行事や祭事のこと。藁馬には祖霊・田の神・貧乏神・疱瘡神といった神が乗ってくるとされ、民俗的には神送り・神迎え・招福・厄払いの4つの役割を担う[1]

藁馬を用いる祭り・行事

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代表的なものとして、以下の行事や祭りがある[1]

正月

稲作

この他、全国各地に藁馬を用いる祭りや行事が存在する。

脚注

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  1. ^ a b 北澤志織「藁馬行事の民俗学的考察」『古事 天理大学考古学・民俗学研究室紀要』第21巻、天理大学文学部歴史文化学科考古学・民俗学専攻、2017年6月、10-25頁。 

関連項目

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