萬谷法英
表示
まんたに のりひで 萬谷法英 | |
---|---|
本名 | 萬谷法英 |
生年月日 | 1974年12月2日(50歳) |
出身地 | 福井県越前市 |
身長 | 172 cm |
血液型 | A型 |
職業 | ミュージカル俳優 |
活動期間 | 1997年~現在 |
事務所 | アービング |
主な作品 | |
『レ・ミゼラブル(ミュージカル)』/『ピーターパン(ミュージカル)』『ミス・サイゴン』 |
萬谷 法英(まんたに のりひで、1974年12月2日 - )は日本のミュージカル俳優。福井県越前市出身。株式会社アービング所属。
略歴
[編集]武生第一中学校卒業後、1990年に福井県立丹南高等学校へ進学。神田外語学院にて英語を学ぶ。1997年から俳優として活動を始めた。英国ANGRO WORLD EDUCATION[原文ママ]での留学を経験した[1]後にミュージカル座に入団[2]。現在は退団している。
人物
[編集]ミュージカル座に所属していた経歴があるが、2005年に退団[3]。その後も客演として『RANGER レンジャー』や『月に歌えば』、『ハートスートラ』、『ひめゆり』など多数のミュージカル座作品に出演している。
テナルディエ役について、当時の演出家から「お笑いにしないで、悪の部分を全面に出してくれ」と指導され、意識して演じていた[4]。
特技はダンスであり、バレエもそのうちの一つ。しかし2020年の時点では全力でバレエを踊る機会が無いと判断し、不必要な筋肉がつくため控えていたランニングを開始している[5]。
実家は出身地である越前市の老舗旅館、赤星亭[6]。6人兄弟の末子であり兄姉とは異父兄弟[7]。
出演作品
[編集]舞台
[編集]※2014年以降
- ミス・サイゴン(2014年)
- ブラウニング・バージョン(2014年)
- レ・ミゼラブル(2015年)‐テナルディエ 役
- 口笛は誰でも吹ける(2015年)
- BAR KING&QUEEN(2016年)
- ヴェローナ物語(2016年)‐ドン・ジュアン 役
- 大人(2016年)
- FRAG ~新撰組 Symphony of Destruction~(2016年)‐近藤周助 役
- Ⅹ 恋 ~koi~(2016年)
- RANGER レンジャー(2016年)‐イエロー 役
- 月に歌えば(2016年)
- 風雲新撰組~熱誠~(2017年)‐榎本武揚 役
- ハートスートラ(六行会ホール、2017年4月12~18日)‐玄奘三蔵 役、他[8]
- アイ・ハヴ・ア・ドリーム(2017年)‐マイク 役
- Homemade Fusion(2017年)
- ピーターパン(2017年)‐チェッコ 役
- 結婚行進曲(2017年)
- アリス(2017年)
- スター誕生(2018年)
- 冬物語(2018年)‐オートリカス 役
- Suicide Party(すみだパークスタジオ倉、2018年3月14~19日)
- タイム・フライズ(IMAホール、2018年4月26~29日)‐中丸修 役
- タイムトラベラー(IMAホール、2018年6月7~11日)-男性キャスト[9]
- ミュージカルピーターパン(2018年)‐スミー 役
- TOP HAT(東急シアターオーブ、11月5日~25日/梅田芸術劇場メインホール、12月1日~5日/すべて2018年)-モーリス 役、他
- 不思議なラヴ・ストーリー(中目黒キンケロ・シアター、2019年1月9~14日)星組-ジム 役
- 何処へ行く(シアター1010、2019年3月7日~11日)月組‐キロン 役
- キツネたちが円舞る夜(WEEKEND GARAGE TOKYO、2019年4月19日~27日)
- POWER-第二章-革命(品川きゅりあん大ホール、2019年9月11日)-スロ 役[10]
- 忍たま乱太郎 (ミュージカル)第10弾再演(東京ドームシティ シアターGロッソ、10月14日~27日/あましんアルカイックホール、11月8日~10日/すべて2019年)‐海松万寿烏 役
- スクルージ(日生劇場、2019年12月8日~25日)‐ビセット 役、他[11]
- 忍たま乱太郎(ミュージカル)第10弾忍術学園学園祭(舞浜アンフィシアター、2020年1月10日~13日/クールジャパンパークWWホール、2020年1月17日~19日)‐海松万寿烏 役
- Angry 12 2020(DDD青山クロスシアター、2020年2月19日~23日)Amethyst‐陪審員長 役
- ひめゆり(戸田市文化会館大ホール、2021年7月9~13日)星組‐神谷先生 役
- ナイツ・テイルー騎士物語ー(梅田芸術劇場メインホール、9月13日~30日※7日~12日公演は新型コロナウイルスにより中止[12]/帝国劇場、10月6日~11月7日/博多座、11月13日~29日/すべて2021年)‐ヴァレリウス 役、他[13]
- カンボジアの夢(五反田文化センター音楽ホール、2022年1月10日)‐フン 役[14]
- ルルドの奇跡(IMAホール、2022年2月24~27日)月組-ブーリエット 役、星組-ジャコメ署長 役[15]
- 櫻の國の傳説(シアターグリーンBIG TREE THEATER、2022年4月20~24日)-亀田三郎 役[16]
- ミス・サイゴン(帝国劇場、2022年7月29日~8月31日※7月24日~28日公演、30日13時公演、8月22日~24日公演は中止[17]/梅田芸術劇場メインホール、9月9日~19日[18]※10日公演は本人貧血のため休演/愛知県芸術劇場大ホール、9月23日~26日/まつもと市民芸術館、9月30日~10月2日/札幌文化芸術劇場、10月7日~10日/オーバード・ホール、10月15日~17日/博多座、10月21日~31日/アクトシティ浜松大ホール、11月4日~6日/ウェスタ川越大ホール、11月11日~13日)-クラブオーナー 役、他[19]
- 映画の都(博品館劇場、2022年12月7日~11日)-アラン・アシュフォード 役[20]
- スター誕生(中目黒キンケロシアター、2023年1月25日~29日)月組-松沼先生 役[21]
- ジェーン・エア(2023年3月、東京・東京芸術劇場 プレイハウス / 4月、大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ)[22]
- ゴーストミュージカル(2023年7月5日~9日、あうるすぽっと)月組‐おじいさん 役[23]
- 舞台 千と千尋の神隠し(2023年8月、御園座)[24]
- ブラッククローバー the stage(シアター1010、2023年9月14日~18日/KAAT、2023年9月22日~24日)-ロータス・フーモルト 役[27]
- すずらん通りの青い鳥(六行会シアター、2023年11月1日~5日)-ゴンゾウ 役[28]
- 僕と彼女と物憂げな傘(自由が丘プラス南口店、2023年11月25~26日)-ゲスト
- サイト(六行会シアター、2024年1月17日~21日)月組-ひきこもり王 役、星組-笑う旅人 役[29]
- ながめせし間に茶の湯でも(自由が丘プラス南口店、2024年9月28~29日)-ゲスト
- ハーモニー(新宿シアターモリエール、2024年10月31日~11月4日)月組-副島護 役
- ケイン&アベル(東急シアターオーブ、2025年1月~)[30]
主宰ユニットでの活動(舞台・ライブ)
[編集]- 絶倫マリー[31]
- 2011年3月17~21日に初回演目『Musical Complex Party』をアトリエフォンテーヌにて公演[32]
- PROJECT HIPと共同し2012年4月『CHRIST~クライスト~』を六行会ホールにて公演
- O・JI・N
- 2013年12月20日に『O・JI・N ファーストライブ』を江古田バディにて公演[33]
ライブ
[編集]- Shiina and Hana with...? Vol.2(Cafe & Diner Offza、2022年11月27日)
- ビエンナーレ's ミュージカルセレクションライブ『ラプソディ』(Cafe & Diner Offza、2022年12月31日、2023年1月1日)[34]
CD
[編集]- アイ・ハヴ・ア・ドリーム(1999年)-マイク 役
- ゴーストミュージカル(2000年)‐ハロルド・グリーン 役[35]
- ルルドの奇跡(2001年)
- レ・ミゼラブル(2003年公演キャスト版、バルジャン役 山口祐一郎version)‐アンサンブル(プルベール、他)
- レ・ミゼラブル(2003年公演キャスト版、バルジャン役 別所哲也version)‐アンサンブル(プルベール、他)
DVD
[編集]- TUFFSTUFFプロデュース「FRAG-新撰組 Symphony of Destruction-」(六行会ホール、2016年)‐近藤周助 役
- 劇団TipTapオリジナルミュージカル「SUICIDE PARTY」(すみだパークスタジオ倉、2018年)REDチーム[36]
Blu-ray
[編集]- 劇団TipTapオリジナルミュージカル「SUICIDE PARTY」(すみだパークスタジオ倉、2018年)REDチーム[38]
- ミュージカル忍たま乱太郎「第10弾忍術学園学園祭2020」(舞浜アンフィシアター、2020年)‐海松万寿烏 役
ナレーション
[編集]- 高野山アーカイブ~密教・仏教に関する歴史的文書のデジタルアーカイブ化(2017年)[39]
生配信シネマ
[編集]- 妖怪愛艶奇縁(中目黒トライ、2021年3月24日~26日)-荒鬼 役
受賞歴
[編集]- 第39回菊田一夫演劇賞 演劇大賞(2013年、「レ・ミゼラブル」スタッフ・出演者一同として)[41]
脚注
[編集]出典
- ^ 『ゴーストミュージカル』パンフレット(2000年)
- ^ 『ミュージカル スクルージ クリスマス・キャロル』パンフレット(2019年)
- ^ 『パイレート・クィーン』パンフレット(2009年)
- ^ 『ミュージカル』2013年7・8月号
- ^ “『オンライン晴れのちのん家week』VOL.2 - パスマーケット”. PassMarket. 2022年2月21日閲覧。
- ^ “『故郷へ』”. 萬谷法英の 『まんまん劇場』. 2022年2月21日閲覧。
- ^ “『お兄ちゃん』”. 萬谷法英の 『まんまん劇場』. 2022年2月21日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “ハートスートラ | ミュージカル座”. 2023年12月9日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “タイムトラベラー | ミュージカル座”. 2023年12月9日閲覧。
- ^ “『Hot Generation20周年記念作品/ミュージカル『Power 第二章〜革命〜』』”. ホットジェネレーションのブログ. 2022年9月21日閲覧。
- ^ 本人は自己紹介欄に「ビゼット」と表記しているが正しくは「ビセット」である
- ^ “堂本光一&井上芳雄共演『ナイツ・テイル』スタッフがコロナ感染で大阪公演を一部中止に:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2022年4月28日閲覧。
- ^ “ミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』”. www.tohostage.com. 2023年2月11日閲覧。
- ^ “『追加キャスト発表/ミュージカル『カンボジアの夢』シェア現地ドクター役で萬谷法英さん』”. ホットジェネレーションのブログ. 2022年9月21日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “ルルドの奇跡(2022) | ミュージカル座”. 2023年2月11日閲覧。
- ^ “『櫻の國の傳説』”. ぴあ. 2022年4月28日閲覧。
- ^ “帝国劇場ミュージカル『ミス・サイゴン』公演中止に伴う払戻しのお知らせ”. www.tohostage.com. 2022年9月21日閲覧。
- ^ “ミュージカル『ミス・サイゴン』大阪公演特設サイト 梅田芸術劇場”. www.umegei.com. 2022年9月21日閲覧。
- ^ “帝国劇場 ミュージカル『ミス・サイゴン』”. www.tohostage.com. 2023年2月11日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “映画の都 | ミュージカル座”. 2023年2月11日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “スター誕生(2023) | ミュージカル座”. 2023年2月11日閲覧。
- ^ "ジョン・ケアードの新演出版「ジェーン・エア」に上白石萌音×屋比久知奈×井上芳雄". ステージナタリー. 株式会社ナターシャ. 11 March 2022. 2022年3月11日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “ゴーストミュージカル | ミュージカル座”. 2023年8月8日閲覧。
- ^ 東宝株式会社. “Cast|舞台 千と千尋の神隠しSpirited Away”. www.tohostage.com. 2023年8月8日閲覧。
- ^ “「千と千尋の神隠し」2024年の全出演者決定、ハク役新キャストに増子敦貴 ロンドン公演延長も”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月22日). 2023年11月22日閲覧。
- ^ “Cast”. www.spiritedawayuk.com. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “ブラッククローバー the Stage”. bclover-stage.com. 2023年8月8日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “すずらん通りの青い鳥 | ミュージカル座”. 2024年3月22日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “サイト(2024) | ミュージカル座”. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “東急シアターオーブ ミュージカル『ケイン&アベル』”. www.tohostage.com. 2024年11月30日閲覧。
- ^ 尾花宏行、中本吉成と共に結成
- ^ “絶倫マリー”. ☆絶倫マリーは絶倫聖母☆. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “『O・JI・Nライブ情報』”. 萬谷法英の 『まんまん劇場』. 2022年9月21日閲覧。
- ^ “ホーム | ミュージカルセレクションライブ『ラプソディ』公式サイト”. My Site. 2023年2月11日閲覧。
- ^ ミュージカル座. “ゴーストミュージカル(CD) | ミュージカル座”. 2022年2月21日閲覧。
- ^ “Suicide Party DVD | TipTap Goods Shop powered by BASE”. TipTap Goods Shop. 2024年11月30日閲覧。
- ^ https://www.musical-nintama.jp/article/82
- ^ “Suicide Party”. TipTap. 2022年9月21日閲覧。
- ^ (日本語) 高野山アーカイブ~密教・仏教に関する歴史的文書のデジタルアーカイブ化 2022年2月21日閲覧。
- ^ 映画演劇文化協会第30回、2020年11月8日閲覧
- ^ 映画演劇文化協会第39回、2020年11月8日閲覧
外部リンク
[編集]- 萬谷法英の『まんまん劇場』
- プロフィール‐アービング