荒木一聡
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荒木 一聡(あらき かずあき、1955年〈昭和30年〉11月2日[1] - )は、日本の地方公務員。兵庫県企画県民部長、同副知事、同スポーツ協会理事長を歴任。
人物・経歴
[編集]県内の浜坂町 (現・新温泉町) 出身。大学は東京だったが、下宿先の家主が「これからは地方の時代だよ」と背中を押されたことがきっかけに1978年 兵庫県庁入庁。阪神・淡路大震災時は財政課の筆頭補佐で、同震災復興基金の創設に携わり、被災者に生活再建支援金や高齢者の支援金を支給した[2]。財政課長、農政企画局長、企画調整局長、企画県民部長を歴任し、2016年 (平成28年) 4月 井戸敏三知事時に副知事就任[3]。公益財団法人兵庫県スポーツ協会理事長などを務めた[4]。兵庫県副知事の定数は2人だが、2021年3月の金沢和夫の退任から9月に片山安孝が就任するまで荒木の1人体制だった[5]。斎藤元彦知事が新型コロナウィルスに感染した際には職務を代行し、国に「まん延防止」解除を求めた[6]。2022年3月 二期目の途中で県土整備部長の服部洋平を後任として副知事退任[7]。退任後に兵庫県農業会議会長を務めた[8]。
脚注
[編集]- ^ “県政の基本方針・県の概要”. 兵庫県. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “副知事退任の荒木氏「いろんな思いがあった」「老兵は去らなくちゃならない」”. 神戸新聞 (2022年3月31日). 2024年7月31日閲覧。
- ^ “横顔/兵庫県副知事に就任した荒木一聡氏”. 日刊工業新聞 (2016年4月6日). 2024年7月31日閲覧。
- ^ “〜令和2年度 第1回「チーム兵庫プロジェクト・1」会議兼公益財団法人兵庫県体育協会会長・理事長会〜”. 公益財団法人兵庫県スポーツ協会. 2024年7月31日閲覧。
- ^ “兵庫県、副知事に県庁OBの片山氏 荒木氏と2人体制に”. 日本経済新聞 (2021年9月21日). 2024年8月4日閲覧。
- ^ “兵庫県の荒木副知事「まん延防止の解除後について議論」対策本部会議が始まる”. 神戸経済ニュース (2022年3月17日). 2024年8月4日閲覧。
- ^ “兵庫県、副知事に服部洋平・県土整備部長が就任 荒木副知事が任期途中で辞任で”. 神戸経済ニュース (2022年3月31日). 2024年8月4日閲覧。
- ^ “公益社団法人ひょうご農林機構 役員名簿”. 公益社団法人ひょうご農林機構. 2024年8月4日閲覧。