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荏名神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荏名神社
所在地 岐阜県高山市江名子町1290
位置 北緯36度8分7.69秒 東経137度16分13.76秒 / 北緯36.1354694度 東経137.2704889度 / 36.1354694; 137.2704889
主祭神 高皇産靈神
荏名大神
社格 式内社(小)・郷社
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荏名神社(えなじんじゃ)は、岐阜県高山市江名子町にある神社である。式内社飛騨国大野郡 荏名神社」の論社で、旧社格郷社

祭神

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祭神高皇産靈神と荏名大神である。『神名帳考證』では大屋津姫命としている。中世までは「稲置森子安大明神」と称し、安産の神とされていた。『古事記』の開化天皇紀に「山代之荏名津比売」の文言が見えるが、当社との関係は不明である。

歴史

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創建の由諸は不詳である。延喜式神名帳に「飛騨国大野郡 荏名神社」と記され、小社に列しているが、後に衰廃し、所在は不明となっていた。

文化12年(1815年)、高山の国学者田中大秀が、江名子町の稲置(いなき)の森にあった子安大明神を、「荏名」が「胞衣」(胎盤)と解されたためだとして式内・荏名神社に比定し、荏名神社に改称して再興した。明治4年9月に郷社に列格した。

なお、式内・荏名神社は江名子町4946の荒神社に比定する説もある。

文化財

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  • 荏野文庫土蔵(岐阜県指定史跡)[1] 田中大秀の文庫蔵。
  • 荏名神社神橋 附田中大秀筆設計図(高山市指定文化財 建造物)[2]

脚注

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  1. ^ 荏野文庫土蔵”. 岐阜県. 2013年5月10日閲覧。
  2. ^ 荏名神社神橋 附田中大秀筆設計図”. 高山市. 2013年4月20日閲覧。

関連項目

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