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荏原交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
荏原交通株式会社
EBARA KOTSU Co., Ltd.
本社
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
142-0063
東京都品川区荏原6丁目12-12
北緯35度36分44.5秒 東経139度42分22.0秒 / 北緯35.612361度 東経139.706111度 / 35.612361; 139.706111座標: 北緯35度36分44.5秒 東経139度42分22.0秒 / 北緯35.612361度 東経139.706111度 / 35.612361; 139.706111
設立 1954年昭和29年)6月9日
業種 陸運業
法人番号 8010701015412 ウィキデータを編集
事業内容 一般乗用旅客自動車運送事業
代表者 代表取締役 磯珠代
資本金 4000万円
純利益 1億3682万7000円
(2023年3月期)[1]
総資産 38億5911万3000円
(2023年3月期)[1]
従業員数 742名(2019年1月)
外部リンク www.ebarakotsu.com
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荏原交通株式会社(えばらこうつう)は東京23区武蔵野市三鷹市を自社無線で営業する日本のタクシー会社。

概要

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1954年昭和29年)に創業し、2005年平成17年)に荏原興業から移管された。タクシーは自社無線で営業している。本社と無線室は品川区荏原、タクシー営業所は大田区久が原世田谷区玉堤にある。車体色はセドリックは白[注釈 1]と濃紺の2種類が存在、ジャパンタクシーは深藍、その他の車種はすべて黒となっている。この他、ハイヤーも営業しており、こちらは本社に常駐している。

タクシー用車両についてはかつてはすべて日産自動車製で、セドリックをメインに、以前はNV200タクシーエルグランドなども有していた。セドリックは当初スタンダードで、紺一色車はクラシックSVとなり、一時期は白塗り車[注釈 1]を含めてほとんどがクラシックSVとなっていた。スタンダードは前ドアに無線室の電話番号とともに「荏原無線タクシー」と表記していたが、近年[いつ?]になって電話番号が省略されていた。

2018年(平成30年)にはタクシー向けで初の日産以外の車種としてトヨタ自動車のジャパンタクシーおよびごく少数のクラウンセダンが導入された。タクシーおよびハイヤーのエルグランドの代替でアルファードも導入されている[注釈 2]。さらにディー・エヌ・エー(DeNA)のMOV部門(現・GO株式会社)が提供するスマートフォン用タクシー配車アプリ「MOV(現・GO)」も導入[2][注釈 3]。GO株式会社のタクシー産業GXプロジェクトに呼応し2022年(令和4年)には久々の日産自動車製の車両として電気自動車であるアリアを、翌2023年(令和5年)にはリーフを導入した。

本社・営業所

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事業所 所在地 備考
本社 品川区荏原6-12-12
久ヶ原営業所 大田区久が原5-1-22
玉川営業所 世田谷区玉堤1-7-20 かつてANZEN品川の敷地であった。

なお、玉川営業所は法人格が他の営業所と別となっていた(2024年3月まで)[注釈 4]

廃止

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事業所 所在地 備考
世田谷営業所 世田谷区用賀
荏原金沢交通 石川県金沢市 2012年に市内の富士タクシーに譲渡。
荏原札幌交通 北海道札幌市 1970年代まで。後に北海道交運グループの共同交通へ統合。

脚注

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注釈

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  1. ^ a b ただしCピラーと屋根が紺色となっている。写真参照。
  2. ^ ただし、2022年(令和4年)をもってタクシーではアルファードは廃止。
  3. ^ MOV(当時)導入前はJapanTaxi(旧・全国タクシー)を導入していた。
  4. ^ 2024年4月1日付で吸収合併により解散[3]

出典

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  1. ^ a b 荏原交通株式会社 第70期決算公告
  2. ^ DeNA、東都自動車・日の丸自動車と次世代タクシー配⾞アプリの都内展開で協業開始』(プレスリリース)、株式会社ディー・エヌ・エー、2018年10月15日。2019年12月29日閲覧
  3. ^ 荏原交通株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2022年9月30日閲覧。

外部リンク

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